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「シンクタンク進化論」第5回「パラダイム・シンクタンクへの進化」

テレビ・ラジオ

2006年 8月 8日

今週は、シリーズ「シンクタンク進化論」の第5回、
「パラダイム・シンクタンクへの進化」
をテーマとして話します。
これまで、シンクタンクの「5つの進化」について、
(1)「ディープナレッジ・シンクタンク」への進化、
(2)「ネットワーク・シンクタンク」への進化、
(3)「コミュニティ・シンクタンク」への進化
(4)「インキュベーション・シンクタンク」への進化
という4つの進化を述べてきました。
それでは、最後の「第5の進化」とは、何か。
それは、
「トレンド・シンクタンク」から
「パラダイム・シンクタンク」への進化
です。
これまでのシンクタンクは、
「トレンド・ウォッチャー」と呼ぶべき役割を果たしてきました。
すなわち、世の中の変化のトレンドを観察し、
その変化の方向を語るという役割です。
しかし、最近の社会や市場では、
この「トレンド」という言葉では表現しきれないほどの
「大きな変化」が生まれています。
その一つの理由は、「ドッグ・イヤー」。
過去の7年間の変化が1年で起こると言われるほど
社会や市場の変化が激しくなっている時代。
この時代には、極めて短期間に、
「トレンド変化」という言葉では表せないほどの
「構造的な変化」が起こるように
なってきました。
すなわち、
「トレンド」(傾向)の変化ではなく、
「パラダイム」(構造)の転換が
起こるようになってきたのです。
そして、いま起こりつつある
最も大きなパラダイム転換は、
「知のパラダイム転換」。
現在の社会において、
多くの人々が無意識に抱いている
根本的な物の見方や考え方、
すなわち、知のパラダイム。
それは、「機械論パラダイム」と呼ばれる
世界観です。
しかし、21世紀、人類社会が直面する
地球環境問題を始めとする諸問題を解決するためには、
その世界観を、「生命論的パラダイム」へと
転換していかなければならない。
その「知のパラダイム転換」こそが、
いま、深く求められているのです。
それゆえ、21世紀のシンクタンクがめざすべきは、
社会における「知のパラダイム転換」の方向を予見し、
実現していく役割。
すなわち、「トレンド・シンクタンク」ではなく、
「パラダイム・シンクタンク」。
その役割をめざすべき時代を
迎えているのです。
では、いかにして、
「知のパラダイム転換」を実現していくのか。
この第5回では、そのことについて話します。
『シンクタンク進化論』全6回は、
CDでお聴きいただけます。

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