「大学進化論」第4回ライフワーカー・ユニバーシティへの進化
テレビ・ラジオ
2006年 9月 20日
今週は、シリーズ「大学進化論」の第4回、
ライフワーカー・ユニバーシティへの進化
をテーマとして話します。
前回まで、プロフェッショナル・ユニバーシティへの進化を
実現するための具体的な方法として、
「実社会で活躍するプロフェッショナルが大学で教える」
という方法について述べてきました。
今回は、もう一つの方法として、その逆の方法、
「学生が実社会に出てプロフェッショナルの仕事の現場を見る」
という方法、すなわち、
「インターンシップ」という方法について述べます。
特に、大学が学生をインターンシップに送り出すとき、
いかなる「事前教育」と「事後教育」をするべきか。
そのことを述べます。
そして、大学進化の第二のビジョンとして、
「ライフワーカー・ユニバーシティ」について語ります。
いま、世の中では「キャリアアップ」という言葉が花盛りであり、
現在の大学は、学生の「キャリアパス」を支援する場になっています。
しかし、高齢社会を迎えるこの時代に、本当に大学に求められているのは、
「キャリアパス」の支援ではなく、「ライフワーク」の支援です。
では、「ライフワーク」とは、何か。
そして、「ライフワーク」の支援のために、
大学は、学生に何を教えるべきか。
この第4回では、そのことを話します。
『大学進化論』全11回は、
CDでお聴きいただけます。