「大学進化論」第5回働くことと学ぶことの新たなスタイル
テレビ・ラジオ
2006年 9月 27日
今週は、シリーズ「大学進化論」の第5回、
働くことと学ぶことの新たなスタイル
をテーマとして話します。
大学進化の第二のビジョン、
「ライフワーカー・ユニバーシティ」が求められるのは、
「高齢社会の到来」という背景に加えて、
もう一つの背景があります。
「労働と学習の新たな関係」です。
すなわち、これまでの社会では、
大学卒業などの年齢までは「学ぶ」ことに専念し、
実社会に出てからは「働く」ことに専念していく
というスタイルが一般的でした。
しかし、これからの時代には、多くの人々が、
「学び」つつ「働き」、「働き」つつ「学ぶ」というスタイルに
変わっていきます。
そのことを象徴するのが、
例えば、学生のインターンシップ活動、
企業のコーポレート・ユニバ-シティの設置、
社会人大学院のブーム、
子供たち向けのベンチャーキッズ教育、
シニアコミュニティと大学キャンパスの結びつき、
などの様々な動きです。
では、「働くことと学ぶことの新たなスタイル」が生まれる
こうした時代に、
大学の役割は、どのように変化していくのか。
この第5回では、そのことを話します。
『大学進化論』全11回は、
CDでお聴きいただけます。