「大学進化論」第7回イノベータ・ユニバーシティへの進化
テレビ・ラジオ
2006年 10月 11日
今週は、シリーズ「大学進化論」の第7回、
イノベータ・ユニバーシティへの進化
をテーマとして話します。
21世紀の大学の進化、その第三のビジョンは
「イノベータ・ユニバーシティ」への進化です。
いま、国を挙げて「構造改革」に取り組む時代。
この時代に、これからの社会は、
その隅々で、様々な改革が不断に行われる
「改革社会」になっていきます。
では、この「構造改革」の時代に、
いま、最も深く問われていることは、何か。
誰が、この改革を担うのか。
そのことです。
すなわち、政府や識者が、
どれほど素晴らしい改革のビジョンや政策を語っても、
この社会の隅々で、その改革に情熱を持って取り組む人々が
無数に生まれてこないかぎり、
この社会の改革は、決して実現しないでしょう。
従って、これからの時代の大学の役割は、
この社会の変革を担う
「イノベータ」と呼ばれる人材を
思いを込めて育て、世に送り出すことです。
言葉を換えれば、
大学は、この社会の変革の中心、すなわち、
「ソーシャル・イノベーション・センター」に
なっていくのです。
この第7回では、そのことを話します。
『大学進化論』全11回は、
CDでお聴きいただけます。