『オルタナ』での連載「オルタナティブ文明論」連載 第10回「市場原理主義を超える『CSR』の潮流」
新聞・雑誌
2009年 10月 29日
田坂です。
10月27日に発売された雑誌、
『オルタナ』No.16において、
私の連載・第10回が掲載されました。
連載のテーマは、
「オルタナティブ文明論」
第10回のタイトルは、
「市場原理主義を超える『CSR』の潮流」
です。
いま、世界的なCSRのブームの中で、
しばしば語られる言葉があります。
「CSRを重視しなければ、競争に生き残れない」
「CSRを重視しなければ、株主から支持されない」
一見、正しいことを述べているように思える
これらの言葉。
実は、これらの言葉の背後には、
本来、市場原理を超えた次元にあるべきCSRを
市場原理の枠内で理解しようとする錯誤があるのです。
そもそも、「倫理」とは、
本来、「競争」や「利益」を超えたところにある。
そのことを理解したとき、企業は、
真に深みあるCSRの活動に取り組むことができるのです。
この第10回においては、そのことを述べました。
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