ダボス会議での二つのスピーチ
新聞・雑誌
2010年 3月 5日
田坂です。
2月8日に発売された
雑誌『週刊エコノミスト』2月16日号に、
私の解説記事が掲載されました。
今年1月に行われたダボス会議に関する解説で、
タイトルは、
日仏両国が問いかけた「新たな資本主義」の姿
です。
今年のダボス会議でのハイライトの一つは、
フランスのサルコジ大統領のスピーチ。
彼は、世界中から集まった政治、経済、社会の
トップリーダー達を前に、
現在の金融資本主義を厳しく批判し、
資本主義の変革について、
情熱と信念を込めたビジョンを語りました。
これに対し、
日本から鳩山総理の名代として出席した
仙谷由人国家戦略担当相は、
「これからは、売り抜く資本主義ではなく、
育てる資本主義に変えていかなければならない」
と語りました。
今年のダボス会議、この二つのスピーチが
心に残っています。
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