ソーシャルアライアンスと資本主義の進化- ソーシャルアライアンスフォーラムでの特別講演 -
講演
2010年 12月 24日
今週は、今年12月6日に開催された
「ソーシャルアライアンスフォーラム2010」における
私の特別講演、
『ソーシャルアライアンスと資本主義の進化』
を、お送りします。
資本主義の根底にある経済原理が、
これまで主流であった「マネタリー経済」に対して
懐かしい「ボランタリー経済」が、その影響力を拡大している時代。
それは、まもなく、
マネタリー経済とボランタリー経済が融合を遂げた
「ハイブリッド経済」が主流になる時代へ向かっていきます。
その時代においては、従来の「営利企業」と「非営利組織」という
二項対立的な区分は、意味を持たなくなり、
この二つの組織も融合し、
「社会的企業」(Social Enterprise)と呼ぶべきものへと進化していきます。
では、その資本主義の進化と企業組織の進化を加速していくには、
どうすればよいのか。
その一つの重要な手法が、
営利企業と非営利組織が連携・協働して「社会貢献事業」に取り組む
「ソーシャルアライアンス」(社会的連携)を実現していくことです。
そして、そのとき、営利企業と呼ばれる組織において重要になるのが、
企業の内部に「社内社会起業家」(Social Intrapreneur)を育てるという
新たな戦略です。
この特別講演においては、そのビジョンと戦略を語りました。
この特別講演に興味のある方は、
Ustreamにて動画で配信されていますので、
下記のサイトをご覧ください。
私の講演は、1時間34分過ぎから始まります。