ソーシャル・ムーブメント「デモクラシー2.0イニシアティブ」が始まります
その他
2012年 12月 5日
田坂です。
2012年12月5日、
すべての草の根の人々が新たな社会づくりに参加する
「参加型民主主義」を実現し、
民主主義のさらなる進化と深化をめざす
ソーシャル・ムーブメント、
「デモクラシー2.0イニシアティブ」
が始まりました。
この開始にあたり、
発起人を代表して開始宣言を行いました。
下記に、この宣言を転載します。
一人でも多くの方々に、参加頂ければ幸いです。
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デモクラシー2.0イニシアティブ 開始宣言
参加型民主主義の時代へ
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ブレヒトの戯曲『ガリレイの生涯』の中に、
次の言葉があります。
英雄のいない国が不幸なのではない。
英雄を必要とする国が不幸なのだ。
総選挙を目前にして、
いま、我々の心の中に、
強い指導者、強力なリーダーを求める
「英雄待望論」があります。
しかし、この思いの奥に、
自分以外の誰かが、この国を変えてくれる
という意識があったならば、
それは、容易に、永くこの国を覆ってきた
「劇場型政治・観客型民主主義」と呼ばれる過ちに
陥ってしまうでしょう。
いま、我々に問われているのは、
この国を変えるのは、他の誰でもない
我々一人ひとり
という覚悟。
その覚悟を定めるとき、我々は、
「参加型民主主義」の時代を切り拓くことが
できるのでしょう。
いま、
すべての草の根の人々が新たな社会づくりに参加する
「参加型民主主義」を実現し、
民主主義のさらなる進化と深化をめざす
ソーシャル・ムーブメント、
デモクラシー2.0イニシアティブ
がスタートします。
支持する政党、党派、候補者、政策の違いを超え、
この新たな形の民主主義の実現をめざすムーブメントに、
一人でも多くの方々が参加されることを願います。
まずは、「デモクラシー2.0イニシアティブ」の
フェイスブックの「いいね」ボタンを押し、
この運動を一人でも多くの人々に広げてください。
https://www.facebook.com/democracy2
そして、目前に迫った総選挙。
日本の将来に想いを馳せ、家族、友人、知人と語り合い、
共に投票所に足を運び、一票を投じる。
その行動から、
「参加型民主主義」の時代を切り拓く
第一歩が始まります。
デモクラシー2.0イニシアティブ
発起人を代表して
田坂広志
発起人
田坂広志(多摩大学大学院教授、ブダペストクラブ日本代表)
坂本龍一(ミュージシャン)
岡田武史(元サッカー日本代表監督)
西水美恵子(元世界銀行副総裁)
津田大介(ジャーナリスト)
東浩紀(哲学者)
藤沢久美(シンクタンク・ソフィアバンク代表)
参加組織
せんきょCAMP:鈴木菜央
クラウド・ガバメント・ラボ:伊勢谷友介
日本政策学校:金野索一
社会起業大学:田中勇一
ワールドシフト・ネットワーク・ジャパン:谷崎テトラ