2017年、有り難うございました。素晴らしい年をお迎えください。
その他
2017年 12月 27日
田坂です。
2014年の秋、何かに導かれるように、
この富士河口湖の地に、居を移し、
毎日、富士の雄姿と原生林を眺めながら
静かな生活を始めました。
ときおり、目の前の森を駆け抜けていく鹿の群れ、
夜になると木々の間を飛び移るムササビ。
餌を探しているのか、無心に穴を掘る狸。
散策のとき、木々の枝から枝へと走り抜ける栗鼠。
そうした無垢の自然に囲まれ、
執筆に取り組む日々を過ごしながら、
気がつけば、3年余りの歳月が流れました。
この自然の中で、人生を振り返るとき、
与えられた苦労や困難、失敗や挫折のすべてが、
深い意味があったことに気がつきます。
その思いを綴ったのが、2015年に上梓した著書、
『人生で起こること すべて良きこと』でした。
それから2年、この2017年もまた、
様々な体験が与えられた一年となりました。
しかし、その体験がどのようなものであれ、
いつも、その体験を前向きに受け止める自分が
そこにいます。
未熟な自分を抱えながら歩んできた66年、
それでも、少しずつ、
成長の道を歩ませて頂いたのでしょうか。
やはり、人生は、大いなる何かに導かれている。
その66年の思いを、一つの言葉に託して綴った著書が、
11月末に上梓した、
『すべては導かれている』
です。
この著書において、
これまで自身の心の深くに収め、決して公に語らなかったこと、
自分の人生で起こった不思議な出来事の数々を
初めて、語ることができたからでしょうか。
澄み切った青空を背に聳え立つ富士のごとく、
迷うことなく、この道を歩んでいこう。
その思いが深まる、年の瀬です。
どうか、読者の皆さんも、
良い年をお迎えください。
新たな年、2018年が、
皆さんにとって、
大いなる何かに導かれる
素晴らしい年となることを、祈っています。
田坂広志 拝