『深く考える力』 が 『トップポイント』 読者が選ぶベストブックに選ばれました
著書
2018年 8月 1日
田坂です。
今年2月に上梓した著書、
『深く考える力』(PHP新書)が、
http://amzn.to/2nBE8Nb
雑誌『トップポイント』の
読者が選ぶベストブック大賞(2018年上半期)
において、第7位に選ばれました。
この新著が同誌の4月号で紹介されたことを考えるならば、
短期間に多くの読者から反響を頂いたこと、
有り難く思います。
https://bit.ly/2n3HsRD
この雑誌『トップポイント』は、
毎月発売される多くの書籍の中から
推薦書籍を厳選、要約し、読者に紹介する月刊誌です。
この「トップポイント大賞」の受賞に伴い、
全国の主要大型書店82店舗にて、8月から1か月間、
受賞書籍フェアが開催され、店頭に展示されますので、
各書店でご覧ください。
また、この新著『深く考える力』は、
下記のアマゾンでもご覧頂けます。
http://amzn.to/2nBE8Nb
なお、末尾に、
2月にお送りした、この新著に関するメッセージを
再録しますので、お読み頂ければ幸いです。
田坂広志 拝
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■新著メッセージ再録■
田坂です。
明日、2月15日、PHP新書より、新著、
『深く考える力』
を、上梓します。
毎週、皆さんに、このエッセイ・メール「風の便り」をお送りし、
毎月、エッセイ「深き思索、静かな気づき」を、雑誌『Forbes Japan』に寄稿していますが、
これらのエッセイを読まれた方々から、しばしば、
「どこから、そうした新たな発想が生まれてくるのか」
「どうすれば、そうした深い思考ができるのか」
という質問を頂きます。
そう言って頂くことは、大変、有り難いのですが、
自分自身は、いまだ、文章を通じて思索を深める修業を続けている身であり、
そうした発想や思考ができているかは、謙虚に読者の判断に委ねるべきと思います。
しかし、もし、自分に、少しでも発想の新しさや思考の深さというものがあるならば、
その理由は、ただ一つ、
自分の中に「賢明なもう一人の自分」がいることを、深く信じているからでしょう。
そして、その「もう一人の自分」に叡智を貸してもらう技法を、
ささやかながら身につけているからでしょう。
「深く考える」とは、
決して、長い時間をかけて考えることや、
一生懸命に考えることではありません。
それは、
我々の中にいる「賢明なもう一人の自分」、
その自分と対話することです。
そのとき、その「もう一人の自分」が、我々の考えを深めてくれます。
思考を深め、思索を深めてくれます。
そして、それは、
我々の中から、叡智が湧き上がってくる瞬間でもあります。
では、その「賢明なもう一人の自分」は、どこにいるのか。
実は、我々、誰の中にも、心の奥深くに、
想像を超える賢さを持つ「もう一人の自分」がいます。
我々の能力を分けるのは、そして、人生を分けるのは、
その「賢明なもう一人の自分」の存在に気がつき、
その自分と対話する方法を知っているか否かです。
では、どうすれば、その「賢明なもう一人の自分」が現れてくるのか。
また、どうすれば、その「賢明なもう一人の自分」と対話できるのか。
本書の第一部では、その方法を「五つの技法」として紹介しました。
そして、本書の第二部、第三部では、
その「もう一人の自分」との対話の中で書いた
『Forbes Japan』の38編のエッセイを載せています。
本書は、明日、発売となりますが、
すでにアマゾンでの予約が始まっていますので、
お読み頂ければ幸いです。
田坂広志 拝