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風の言葉


複雑系の経営
 

著者からのメッセージ

現代の高度に発達した情報社会において、
企業とは最も高度な「複雑系」に他なりません。
それゆえ、この企業をマネジメントするために経営者に求められるのは、
「複雑系の知」とでも呼ぶべき、高度な智恵です。
しかし、優れた経営者は、
日々のマネジメントにおける実践を通じて、
すでに、その智恵を体得しています。

この本では、その智恵を、
「全体性の知」「創発性の知」
「共鳴場の知」「共鳴力の知」
「共進化の知」「超進化の知」
「一回性の知」と呼ばれる
「七つの知」として語っています。

従って、この本は、最先端科学の「複雑系理論」を
経営に適用しようとしたものではありません。
試みたことは、その逆です。
古くから経営の世界にある智恵によって、
現代の最先端のキーワードである「複雑系」を読み解こうとしたものです。

目次

1 「複雑系の知」から経営者への七つのメッセージ
  (「複雑系の知」の誕生、
   「分析」はできない、全体を「洞察」せよ、
   「設計・管理」をするな、「自己組織化」を促せ、
   「情報共有」ではない、「情報共鳴」を生み出せ、
  「組織の総合力」ではない、 「個人の共鳴力」である ほか)
 
2 生命論パラダイム
  (グローバル・プロブレム、
   フロンティア・プロブレム、
  求められる「知のパラダイム」の転換、
   「機械論パラダイム」の限界、
   「生命論パラダイム」における視点の転換、
  二一世紀の知の潮流 生命論パラダイム)

読者からのメッセージ

第1のメッセージ

『複雑系の経営』に初めて出会い、
まさに疑問に思っていたことが、少しずつ氷解していくようです。
片目の変人になりつつある自分です。

現在ほど悩みの深い時期は、かつて経験したことがありませんでした。
なんとか脱皮し、軽やかな蝶に変身したいものです。
はじめて田坂さんの書籍に触れて、もしかして・・・と大きな期待をもちました。
何かのご縁と存じます。
よろしくご指導のほどをお願いいたします。

60代 経営者・役員

第2のメッセージ

ご講演ありがとうございました。
「複雑系をこれほど分かりやすく説明してくれる方は、
世界中どこを探してもいない」と聞いておりましたので、
是非ともと思い、友人と聴かせて頂きました。
田坂さんのお話を聴かせて頂き、
また、もう一度テープで聞きなおし、
非常に感動に身を震わせております。

「人事を尽くすタイプは必ず伸びる」
「企業を部品にたとえるリエンジニアリングは発想自体が不純である」
「事自ずからなる」
「目の前に展開している事は、たった一回限りである」
「神は細部に宿る」
「NOTHING IS WRITTEN」など、
すべて、新しい概念ではなく、
そもそも人類が忘れてはならないことを思い出せ、
と言っておられるような気がしました。
失礼ながら講演の最後には、涙ぐんでしまいました。

私は故先代社長(父です)から事業を譲り受けて11年になりますが、
田坂さんに教えて頂いたことは、
よく考えると社員に一番教えられているような気がしました。
今後はお話をもっと理解して経営に組み入れ、
「人間の顔をした」経営者になっていきたいと決意しました。

経営者・役員

第3のメッセージ

『複雑系の経営』を読ませていただいて以来、田坂さんの熱烈なファンです。
漠然と感じていたことを明確な文章で整理していただき、
目の前が明るくなった感じで、自信が持てました。
厳しい環境ですが、自らの発想や認識を変えることによって、
乗り越えていきたいと思います。
これからもご指導よろしくお願い申し上げます。

60代 経営者・役員

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