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2015年12月21日

塾生所感 第9講 時間を生かす、才能を開く - 未知なる自分と巡り会う5つの技法 -

 2015年11月に開催された「特別講話 第9講」では、

 時間を生かす、才能を開く - 未知なる自分と巡り会う5つの技法 -

 という演題のもと、塾長による真剣勝負の2時間の講話に加え、
 塾長と塾生の皆様の、約1時間にわたる一問一答も行われ、
 お陰様で、深い余韻の残る、一期一会の場となりました。

 この「特別講話 第9講」については、
 受講された塾生の皆様から、深い学びの所感を送って頂きました。

 その中より、大切なメッセージが書かれているいくつかを、
 個人が特定できないように抜粋したうえで、下記に紹介させて頂きます。
 この受講所感より、何かを掴んで頂ければ幸いです。

 なお、この3時間に及ぶ「特別講話 第9講」は、CDにて、お聴き頂けます。
 当日、特別講話にご参加頂けなかった方も、
 このCD聴講によって、大切な心得と技法を掴んでいただければ 幸いです。
  http://sophiabank.jp/SHOP/J-009.html

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 第9講についての塾生所感(抜粋)
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 講話の中で学びが深まったのが、「時間の密度」についての捉え方です。

 ラジオメッセージでの「時間の三つの理」を何度も拝聴したし、
 また、「なぜ、時間を活かせないか」も何回か拝読しております。
 それまで捉えていた時間についての考え方ががらりと変わりました。

 今回の、講話の冒頭で話された、
 一般のタイムマネジメントとの対比のお話しがとても印象に残りました。
 同じ話は、ご著書の中にも書かれてはいたのですが、
 やはり、直接、お話を聴くことで、腹にすとんと落ちた気がしました。
 まだ、自分は時間を長さで捉えていたことに気がつきました。

 「相手の人生の時間を大切にする」
 本当に大切な言葉だと思い、私も心に留めるようにしています。
 今回、相手の人生の時間を大切にするよう心がけると、
 結局は、自分の人生の時間の密度が高まるというお話を頂きました。

 このお話をうかがい、私のなかで、「時間の三つの理」とつながりました。
 相手の人生の時間を本気で大切にするならば、
 それは、すなわち、感得力、想像力、反省力、
 それぞれを磨くことにつながることを確信しました。

 今回が七回目の受講となり、目を交わす、姿勢を正す、
 という大事な心得が身に着きつつあります。

 これらは会社での仕事にも生かされており、
 田坂塾とのご縁に深く感謝しております。

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 塾長のお話は禅問答だと思っています。
 私が聞きたいことが、あたかも分かっているかのように
 どんどん腹落ちをし、ぐいぐい頁が進みます。
 「自分が分からなかったことって、そういうことだったのか」
 「自分が言いたかったことはこれだ」と。
 黙読していても一方通行のような気がせず、
 双方向での対話をしてるような錯覚をします。
 こんな経験は殆どありません。

 今回も直々に講話をお聞きする機会を得て、
 特に人との接する姿勢について、改めて自分の未熟さに気付かされました。
 緊張感の中でしか得られない大切な「時間」「集中力」、
 「ことばの使い方、重み」「意識の自覚」についても感じるものがありました。

 講話を聴講した日から、相手の時間の使い方を意識し、
 日常の中の実践を大切にしたいと思います。

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 時間と空間があるということは、
 意識ある人間としての基礎条件であると思います。
 しかし、「今、ここ」に存在しているにもかかわらず、
 しばしば意識は、「今、ここ」を離れて、
 ともすれば彷徨ってしまいます。

 時間を活かすとは、量的な問題ではなく、
 その質こそが大切であるとの塾長のお言葉に、ハッと気がつきました。
 時間の質は、意識の質であり、「今、ここ」に存在する集中力であり、
 精神のエネルギーでありましょう。

 年齢を重ねて、身体的エネルギーの低下の中で、
 精神のエネルギーは高まると信じること自体が、
 エネルギーを喚起するのだと教えていただきました。
 「10年後の自分が楽しみだ」との塾長のお言葉を、
 我が言葉として反芻し、勇気をいただきました。

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 田坂先生のお話を拝聴しながら、
 石を切る技術は十分に教えてきたけれど、
 なぜ石を切るのかを意識していなかった。
 正確に早く作業ができる方法は伝えても
 作品として磨き上げる意識が浅かった。
 今後必要な技術や知識を意識してはいたが、
 今後必要な「人」を意識していなかった。
 結果的に学生の2年間の時間を大切に出来なかった。
 必死さが足りなかった。と反省頻りでございました。

 今回、貴重な場を体験させて頂いたことで、
 自身の甘さを自覚することができたとともに、
 自らが変わらなければと気持ちを新たにしております。
 職業教育に魂を込めるためにも5つの技法を日々意識して参ります。

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 今回の「時間を生かす」という標題から、
 単に自分の時間を「活かす」ではなく
 周りの方々の時間も「生かす」という点に
 「今を生きること」「相手の人生の時間を大切にする」ことの必要性を
 改めて考えさせられる時間となりました。
 ありがとうございました。

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