2015年9月11日
2015年7月に開催された「特別講話 第8講」では、
すべての出来事を「成長の糧」とする技法 - 人生を拓く「解釈力」 -
という演題のもと、塾長による真剣勝負の2時間の講話に加え、
塾長と塾生の皆様の、約1時間にわたる一問一答も行われ、
お陰様で、深い余韻の残る、一期一会の場となりました。
この「特別講話 第8講」については、
受講された塾生の皆様から、深い学びの所感を送って頂きました。
その中より、大切なメッセージが書かれているいくつかを、
個人が特定できないように抜粋したうえで、下記に紹介させて頂きます。
この受講所感より、何かを掴んで頂ければ幸いです。
なお、この3時間に及ぶ「特別講話 第8講」は、CDにて、お聴き頂けます。
当日、特別講話にご参加頂けなかった方も、
このCD聴講によって、大切な心得と技法を掴んでいただければ 幸いです。
http://sophiabank.jp/SHOP/J-008.html
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第8講についての塾生所感(抜粋)
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今回、初めて特別講話に参加して感じたのは、
直接お話を聴くことによって得られる学びの深さです。
特に、エゴを静かに見つめるという「内観の手法」に関して、
「自分は悪くない」
「自分は変わりたくない」
という小我を具体的にご提示頂き、
日々の実践に結び付けられる自信を頂きました。
また「成長したい」という大我も教えて頂くことで、
年齢を重ねても成長を諦めることのない決意も賜りました。
ホテルという接客業において危惧されるのが、
塾長が著書に書かれていた「操作主義」に陥ること。
この「操作主義」の原因も、小我ではないかと、
お話に心を傾けながら考えていました。
私自身の大我の実践と共に、社としても大我を実現できるべく、
現在作成中の中長期プランにも織り込んでいきます。
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実は、第8講のテーマから、
概ね「すべての出来事をプラス思考で考えよう」
との主旨でお話が進むものと期待感を持って聞いておりました。
私の経験的に、
「どんな出来事も時間が経てば、自然と前向きに捉えることができる」
との認識があったからだと思います。
しかし、田坂塾長のお話が進むにつれ、
もっと深い意味であることに気づかされました。
まず、私は過去の出来事の捉え方のみを想定していたの対し、
先生がお話くださったのは、現在発生している出来事まで包括した内容でした。
次に、対処の仕方「積極的に感謝」する。
技法として「有難い」と心で念じる,言葉にする。
第5講「話術を磨く、人を磨く」の応用編ともいうべき内容でもありました。
先生の教えは、
「時の経過を待たなくとも、前向きな解釈が得られる」
「現在進行中の出来事にこそ対処すべき」
との思いに至りました。
実践していきます。
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講話を受け、今、職業人として担っている役割に感謝をして、
より良い社会づくりに貢献していきたい、
そんな気持ちを新たにすることが出来ました。
エゴについて、引き受けについて、逆境の解釈について、
それぞれのお話を総合的に捉えると、
自分自身として人生に起きる出来事を、
自分の成長のためにどのように受け止めることが出来るか、
ということであったと思います。
特に、私にとっては、エゴを無くそうと考えてはいけない、
という教えが非常に深いものに思えました。
誰しも自分のエゴに嫌悪し、エゴから解放されたいと感じるときが、
少なからずあるものだと思いますが、
人間として自分のエゴを消し去ることはできず、持っていることを自覚して、
そこからどう行動していこうとするかが肝要であると思いました。
自分のエゴも含めて自分であり、
その深い自覚の上に、人格的な成長が成り立つのだと、認識を新たにしました。
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「塾長特別講話」は都内にて、塾生向けに開催いたします。
参加申し込みの詳細は、塾生の皆様へメールにてご案内させて頂きます。
年に数回の特別講話、限られたこの機会に、是非ご参加ください。
この「田坂塾」に入塾を希望される方は、下記URLより登録頂ければ幸いです。
(入塾費や会費は不要です)
http://hiroshitasaka.jp/tasakajuku/entry/
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