2021年12月17日
2021年10月24日に開催された「ウェブ講話 第6講」は、
人間の心を学ぶ - 最高の叡智を掴む 五つの技法
という演題のもと、いつもながら、
一期一会、真剣勝負の場となりました。
この講話については、参加塾生から、多くの所感を送って頂きましたが、
受講所感は、塾長が、一つ一つ拝読し、
適宜、メールでコメントを差し上げています。
下記に、塾長が選ばれた所感を、ご紹介いたします。
*「田坂塾」への入塾(入塾費や会費は不要です)*
田坂塾に入塾されると、「田坂塾大学」で自由に学んで頂けます。
「田坂塾大学」は、田坂広志の過去の著書や著作、講演や講話などを、幅広く学べる場です。
———————————————————-
ウェブ講話 第6講 塾生所感・抜粋
———————————————————-
「ウェブ講話 第2講」より継続的に受講しており、
今回も期待に違わず、大きな気づきと振り返りの機会を頂くことが出来ました。
改題されたテーマは「人間の心を知る」。
これを耳にした際、「なるほど、自分が知りたかったテーマはこれだ!」と
腹落ち致しました。
(中略)
今回の講話で、そうした「人間の心」がもたらす課題の性質も良く分かりましたし、
それに向き合うためには、より深い人間理解と、
組織・社会における相互作用を知ることの必要性も痛感致しました。
論理的な「正しさ」によって問題を解決しようとするのではなく、
時には深い共感を持って様々な人の心に寄り添い、
その動きの中でお互いがより善くなっていくための
糸口を探していく必要があるのだと思います。
(中略)
この3ヵ月間、先ずは今回の講話の内容を実践してみて、
その上で次回の講話がどう自分自身に入り込んでくるのか?
自分自身でもしっかり観察しながら、次回の講話をお待ちするように致します。
私にとっては、このウェブ講話のお陰で、
非常に深みの増した2021年でした。
———————————————————-
初めて参加させていただきました。
お陰様で心が至福に満ち溢れています。
約2時間強の短い時間でしたが、
密度がとても濃く感じられました。
その理由は恐らく、毎週送ってくださる「風の便り」と
塾長からのメッセージにより、徐々に思考を深め、
心の整った状態で当日を迎えられるためと思われます。
関連著書も含め、文字で寄り添ってくださり、
内観に集中できたことを嬉しく思います。
また、目に見えない共鳴の場が創られているように感じました。
(中略)
塾長と塾生たちがそれぞれの立ち位置で固有振動を感じ、
共鳴し合いながらつながっている感覚で、とても心強くなりました。
共鳴現象により、心にポジティブフィードバックが届くと、
これだけ強い生命力を起こすのかと驚きました。
———————————————————-
第二部の質疑の時間は、
自分の体験と重なるエピソードがほとんどであり、多くの学びがある
自分にとってとても貴重な時間である。
毎回出るのが、部下や後輩に智恵を掴んでもらうには、
あるいは、自ら学ぼうという心の姿勢を持ってもらうには
どうしたらよいかという問いである。
塾長からは、様々な例を挙げて回答して頂けるため、
相手に対してどう向き合えば良いか、
自分のなかにぶれない軸が出てきたように思う。
究極、「ぐるりと回って、自分の心の姿勢が一番大切だ」
という言葉を大事にし、
どこまでも自分を高め成長の道を歩んでいきたい。
そのことが、一隅を照らすことにつながるのだと
信じられるようになった。
———————————————————-
田坂塾 塾長講話への参加は8回目となります。
今回は第二部「一問一答」の中で
共感することが特に多かったように感じます。
日頃から「他者貢献しなければならない」、
「他者貢献は良いこと」という思いがありましたが、
「自身を癒せない人は他者を癒すことはできない」
「自身を癒しつつ、自身の道を登る過程で、
結果として他者を癒すことになることもある」
といったお話があり、
非常に納得することができ、心の中の葛藤が少し和らいだ感がありました。
———————————————————-
今回の受講に際し、田坂先生の講話に係る過去の所感を読み返した所、
二つの気付きがありました。
一点目は、
過去と現在の悩みがビックリするほど重なっていた事です。
二点目は、
悩みは同じでも、過去から僅かながら前進出来ている事に気が付きました。
(中略)
次に所感を読み返す時には、
一対一でのコミュニケーションの改善を自身で感じ取れるよう、精進致します。
———————————————————-
田坂塾長に出会い、入塾して以降、
田坂塾の教えである「感謝の行」「全託の行」は
何度も塾長は繰り返しお話されます。
それは「人生を拓く」ためには
「人間の心」を学ばなければならないから。
人間の心を学ぶためにも
「感謝の行」「全託の行」があるのですね。
前回講話の所感でも申し上げましたが、
私は「感謝の行」を継続しています。
このように書いてみると、
私は変わることができたのだと振り返ることができます。
(中略)
今回の講話で驚いた点があります。
直観力・洞察力・大局観が乏しい人は、想像力が乏しいというお話です。
逆に言えば、想像力が豊かな人は、
直観力・洞察力・大局観も豊かである、ということ。
この点で思ったことは、
他人の気持ちを想像することがスタートなのだということです。
コロナ禍でのリモートワークは、この想像力をとても鍛える機会と感じます。
———————————————————-
ウェブ講話での参加は3回目となりますが、
今回も非常に勉強になりました。
今回は塾長が日頃から仰っているように、
講話を通じて自分自身を深く見つめる事、自分自身と正対する事が大事であり、
講話はその機会を掴む事が出来るという事を感じる事が出来ました。
講話に臨む前には、
事前課題の一問一答を心して記入させて頂きました。
そうしますと、普段から日記を書く事で、
自分の事は分かっているつもりになっておりましたが、
一問一答として、現状抱えている自身の課題を文章にして書くとなると、
書き終わった後に自分の中でまた違った感情が致しました。
自分の感情を理解しきれていなかったと思いました。
事前課題の一問一答を書き、
自分の考えと向きあった形で、本番の塾長講話に臨みましたので、
講話を受講中は随所に今の自分の心境と重なる部分、
課題と思う話しを発見する事が出来ました。
(中略)
第二部の一問一答では、
講話を受講中に目を見開き、前のめりになって聞いてしまっておりました。
他の方の質問でしたが、自身の現状や心境とも照らし合わせて考える事が出来ました。
———————————————————-
この度、初のウェブ講話で正対をさせて頂きました。
対面と同様、田坂先生の目を見て背筋を伸ばし、
自分の過去の経験と照らし合わせ体得する。
対面での講話と同様の緊張感と真剣勝負の時間を過ごさせていただきました。
(中略)
私自身、自ら動き経験したことでしか説得力を持って語ることはできない、
伝えることができないタイプの人間でございます。
(中略)
今はマネジメントの立場。
先頭に立ち、道を拓くことが職務。
(中略)
そこには
「長く共に戦ってきた仲間であるから言わずにしても分かってくれる」
という自分のエゴがあり、
その結果、ご同行である職員の心を
深く読み取ることを怠っていたと気づかせていただきました。
正対し聞き届ける。
表情からどう感じているか。
なぜそう感じられるかを汲み取り、深く捉えること。
そこには自分の成長を高め、立ち、道を拓いていくための学びがあること。
明日から改めて、一期一会・真剣勝負で正対して参る所存です。
———————————————————-
*さらなる学び 「田坂塾大学」とは*
「田坂塾大学」は、これまで20回行われた「塾長 特別講話」のハイライト動画や音声、
また、講話のテーマに関連する著書や著作など、塾長講話のエッセンスを、現在、18の講義室で学べる場です。
「田坂塾」塾生であれば、この「田坂塾大学」講義室において、いつでも無料で自由に学んで頂けます。
講義室への入室パスワードは、塾生宛の「田坂塾便り」をご覧ください。
以上、ご不明な点などございましたら、
お気軽に、事務局までお問い合せください。
Q&A 「よくあるご質問」