これまで、新しい時代の働き方については、
『仕事の思想』
『なぜ、働くのか』
『仕事の報酬とは何か』
『知的プロフェッショナルへの戦略』
などの著作を上梓してきましたが、今回の著作は、
新たに「社会起業家としての働き方」という視点から
書き下ろしたものです。
いま、なぜ、我々は
「働く喜び」や「働き甲斐」を失ってしまったのか。
それを取り戻すための一つの方法は、
「社会起業家としての働き方」をめざすことです。
本書においては、その働き方を
「7つのスタイル」として語りました。
序 章 二人の石切り職人
第1話 なぜ、我々は「働く喜び」を失ってしまったのか
第2話 すべての人々が「社会起業家」となる時代
第3話 社会起業家としての働き方「七つのスタイル」
30代 学生
いつも著作を通じ、仕事に対する姿勢だけではなく、
人生の生き方そのものについて、
多くの示唆と励ましをいただき、大変感謝しています。
これまで13年間にわたり、多くの企業に対して、
経営戦略およびIT導入のコンサルティングを職業として参りましたが、
この数年間、自分のやっていることに対する疑問が徐々に大きくなり、
この世に生を受けた自分が成すべきこと、
天職について、真剣に考えるようになりました。
そんなときに田坂さんの著作に出会い、
目からウロコというか、心が軽くなる思いがしました。
様々な試行錯誤と、多くの方々のサポートによって、
幸運にもようやく自分が一生をかけて取り組めそうな仕事に出会うことができました。
そのための最初の修行として、
今秋より、ニューヨークのコロンビア大学に留学し、
建設プロジェクト・マネジメントの勉強を始めることとなりました。
将来は、社会起業家として、
この地球上で暮らす人々の環境向上に貢献できればと考えています。
会社員
私はアメリカの情報教育機関のパートナーとして、
甲府市内で小中学生向けの情報教育、起業家教育をしています。
田坂さんのお話によって、
普段感じていることを明快に整理することができました。
ありがとうございます。
さて、智恵の体得、人間力の涵養は、
今後の初等教育に極めて重要なコンセプトです。
しかし、子どもの教育は母親が握っており、
多くの母親は目先にとらわれ、世の中が見えていません。
当面、知識偏重から抜け出ることがでません。
その間にも、子どもたちはどんどん成長してしまいます。
シンポジウムに参加していたビジネスマンは、
人間力の重要性を十分理解できると思いますが、
母親の思考回路を変えることも必要であると思っています。
読者
田坂さんの書籍を拝読させていただき、非常に感銘を受けているものです。
古くから変わらない人間や世の中の摂理・真理をやさしく、
分かりやすいお言葉で紹介、説明していただいており、
拝読する度に人生観が変わる思いです。
大変お忙しい日々かと思いますが、
様々な「気づき」を与えていただければ幸甚でございます。