Kindle版あり
私の書籍を読んでいただいた方々や、
講演を聴いていただいた方々から、
ありがたい共感のメールを数多く頂きます。
こうした方々への感謝の気持ちとして始めたのが、
毎週お送りしている定期便、「風の便り」です。
この『深き思索、静かな気づき』という本は、
その「風の便り」の第一便から第二五便までを一冊にまとめたものです。
では、なぜ、この定期便に、「風の便り」という名前をつけたのか。
それは、「風」が、深い思索の時を運んでくれるからです。
遠い森のなかから、
風が吹いてくる。
その風が、通りすぎたとき、
不思議な静けさが、残る。
そして、その静けさのなかで、
ときに、深い思索が、始まる。
この「風の便り」という定期便と、この本が、
読者の方々にとって、
そうした「風」のようなものであってほしい。
そう願っています。
静寂を待つ
こころの生態系が見えるとき
透明な感性が予感したもの
河を知らぬ旅人
繊細な無意識
未来からの風 ―あとがきにかえて―
40代 会社員
私はコーポレート担当の役員の秘書役をしておりますが、
昨年までは経営企画部におり、
過去2回の当社の再建計画に携わって参りました。
過去の経営の奢りや私心に基づく経営が、
当社再建を遅らせ、最悪の事態を引き起こしたと私は思っています。
今、我々が再建の為に何を為すべきか、
今後再建なりし後も、
過去の過ちを二度と起こさない企業文化をどう作り上げていくべきか、
悩んでいるところです。
田坂さんの「風のごとく訪れる言霊。
その言霊に導かれる、深き思索、静かな気づき。
そして、風のごとく生まれる言葉」をお聞きしたいと申し込みました。
60代 その他の職業
『複雑系の知』『深き思索 静かな気づき』など、
田坂さんの著作を通じ、心が心地よくゆさぶられ、
心の「ゆらぎ」の現在から未来への広がりを感じさせて頂いています。
特に最近、複雑系の科学の魅力にとりつかれています。
ご著書の底に流れるものが、
どこか心の深いところを目覚ましているような感じもしています。
40代 会社員
『なぜ、時間を生かせないのか』を読みました。
今まで自分で生きてきて、
何か不自然、何か判らないことを見出したような感動がありました。
特に、16話と17話がよかったです。
今、『深き思索 静かな気づき』を繰り返し読んでおります。
考えがまとまりましたら、感想を送りたいと考えております。