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この新著は、これまで私が
幾つかの著作の中で述べてきた
「弁証法的思考」(Dialectic Thinking)
について語ったものであり、
この思考法を用いると、
どのような未来が予見できるかを
語ったものです。
具体的には、これから人類社会に起こる
様々な「パラダイム転換」について
歴史的なスケールから述べた著作です。
例えば、
マネタリー経済から、ボランタリー経済へ、
享受型イノベーションから、参加型イノベーションへ
政治的民主主義から、経済・文化的民主主義へ
言語コミュニケーションから、非言語コミュニケーションへ
考える文化から、感じる文化へ
単一才能社会から、多重才能社会へ
単一人格社会から、多重人格社会へ
イデオロギーから、コスモロジーへ
一神教から、多神教へ
機械論的世界観から、生命論的世界観へ
西洋文明から、東洋文明へ
といった、パラダイム転換が、
これからの人類社会において、起こります。
この新著では、これらのパラダイム転換について語りました。
序 話 未来を予見する鍵は、「弁証法的思考」にある。
- 弁証法の「五つの法則」
第一話 世界は、あたかも、
螺旋階段を登るように、発展する。
- 第一の法則
「螺旋的プロセス」による発展の法則
第二話 現在の「動き」は、
必ず、将来、「反転」する。
- 第二の法則
「否定の否定」による発展の法則
第三話 「量」が、一定の水準を超えると、
「質」が、劇的に変化する。
- 第三の法則
「量から質への転化」による発展の法則
第四話 対立し、競っているもの同士は、
互いに、似てくる。
- 第四の法則
「対立物の相互浸透」による発展の法則
第五話 「矛盾」とは、
世界の発展の原動力である。
- 第五の法則
「矛盾の止揚」による発展の法則
第六話 弁証法的思考で
予見する未来
- これから起こる「十二のパラダイム転換」