ネット革命によって生まれつつある
Eコマースの本質は「顧客中心市場」です。
そして、この新しい市場では、
「ミドルマン・ウィル・ダイ」(中間業者は死に絶える)
という言葉が語られてきました。
いわゆる「中抜き現象」によって、
小売御者や卸売業者、販売代理店などが
不要になっていくという予想です。
しかし、そうした予想を裏切って展開したのは、
「ミドルマン・ネバー・ダイズ」(中間業者は死なない)
とでも呼ぶべき世界でした。
すなわち、この新しい市場には、
まったく新しい役割を持ったミドルマンが生まれてきたのです。
それが、顧客の立場に立って、
購買代理やショッピング支援を行なう「ニューミドルマン」です。
この本は、このニューミドルマンについて語られた、
小説よりも面白い物語です。
ネット革命が徹底的な「顧客中心市場」を生み出す
資本主義が変わる
ネット革命は「資本主義市場」の性質を根本から変えてしまう
情報基盤が変わる
ネット革命によってインターネットの「三つの革命」が市場に浸透する
市場構造が変わる
「ガラス張りの市場」の出現で企業は徹底的な競争を余儀なくされる
顧客意識が変わる
情報主権が顧客に移るため「戦略的な顧客」が増えていく
購買行動が変わる
戦略的な顧客は「顧客の声」に耳を傾けるようになる
ほか
読者
学生時代に『複雑系の知』を読んだ時の衝撃は忘れられないです。
今は、『これから日本市場で何が起こるのか』を読んで、
自分がインターネット業界になぜ興味がつきないのかを確信しました。
ありがとうございます!
50代 会社員
化粧品メーカーのマーケティング業務に携わっております。
田坂さんが著された書籍の力によって元気を頂き、
また、仕事を組み立てる上で、
人と組織の在り様、仕組み、仕掛け、進め方作りの理念等など、
道標とさせて頂いております。
グループ研究会でご著書のテーマを幾度となく取り上げて、
ワークショップを開催させて頂いております。
重ね重ね御礼申しあげます。
率時乍ら、御礼方々、
今後とも、ご教導を賜りますよう、衷心よりお願い申し上げます。
30代 会社員
今まで田坂さんの著書を何冊か読んで、
その深い思想やその時の自分にとって
キーワードになるような言葉に触れることが度々ありました。
そして、先日「渋谷ベンチャーハビタット交流会」に参加し、
実際の田坂さんのお話を伺いながら、
自分自身がこれまで経験したことのない速さで
頭の中が回転しているのを感じました。
これはとても不思議で面白い感覚でした。
今後は講座などにも参加していきたいと思います。
30代 会社員
初めて田坂さんの本を読んで、
「この人はすごいな」というのが正直な思いでした。
具体的なビジネスに直結する話から人間の本質に至るまで、
なんて深い洞察だろうと思いました。
その後、田坂さんも本の中で書かれていた自分にとっての師を、
勝手ながら田坂さんにさせていただいております。
私は非常に小さい会社ではありますが、マネジメントに携わっております。
日々様々な問題に悶絶しながら生きております。
そんな中で、自分にきちんと納得できる人生を送りたいと願う日々です。
会社員
先日はネット革命とニューミドルマンに関してお話を頂き、
本当に有り難う御座いました。
小職もインターネットを情報技術の一部として捉え、
その後ろにある本当の影響については、
漠然とした知識と多少の疑いを持っていました。
しかし、田坂さんのお話を伺い、
初めてその本当のインパクトは何なのかが分かりました。
それと同時に全く新しい情報取り纏め、
ニューミドルマンがいち早くスタンダードを作りあげれば、
ウィナーになりうることも判りました。
しかし、当社のとっている商品縦割り制度の下では、
異業種を組み合わせて、顧客サイドに立つニューミドルマンは、生まれ難いと思います。
また、この変化のスピードは想像よりもずっと早く、
早急に取り組まねば敗者になる危険が多きことも実感いたしました。
また機会をみてお話を伺えればと思います。
経営者・役員
年末年始に『これから日本市場で何が起こるのか』を興味深く拝読しました。
そうなるであろう、IT社会の本質を明快に論じた好著だと思いました。
この著作を手がけられた後、時代も大きく変化し、
一体、現在をどのように把握され、確信を深められたかを知りたいため、
本日、『日本型IT革命 新たな戦略』を買い求めてきました。
読後感ですが、前回のような切れがなく、
迫力に欠けるものであったのが率直な感想で、残念な思いがしました。
共著であったからなのか、
田坂さんにも洞察できない部分が多くなっていらっしゃるのか、
抽象的で、示唆を得られないものでした。
次回は、我々経営者にとって、
より指針となるような好著をご期待申し上げます。
ますますのご活躍をお祈りいたします。
40代 会社員
著書は何冊か読ませて頂いております。
私には少し難しいのですが、
なぜか引き込まれる魅力を感じております。
よろしくお願い致します。
40代 会社員
著作との最初の出会いは、
書店でふと手にした『これから日本市場で何が起こるのか』でした。
この本では、ネット革命が進行中の日本で現在起こっていること、
近い将来起こるであろうことが、適確にかつ明瞭に説明されており、
大変興味深く読ませていただきました。
それから一気に田坂さんのファンになりました。
その後、読んだのは『仕事の思想』
『なぜ、時間を生かせないのか』
『これから知識社会で何が起こるのか』です。
今後も引き続き、著作を楽しみにしております。
20代 会社員
学生時代、卒論の参考資料として、
偶然、田坂さんの著書に出会いました。
私はその時、氏の鋭い洞察力を文章から受けた記憶があります。
以来、氏の著書を数冊拝読させていただきました。
ドッグイヤーといわれる昨今ですが、
氏の文章を拝読していると、時代や社会の流れに流されるのではなく、
その中に身をおきながらも
「生きるとはどういうことだろう」と問いかけられているように思います。
30代 公務員
都道府県で情報化のセクションに勤務しています。
行政における情報化の本質的な意味について考える際、
田坂さんの書かれている文章が大変参考になったり、
身につまされることが多く、楽しみにさせていただいています。
団体職員
素晴らしい講演をありがとうございました。
『生命論パラダイムの時代』を読ませていただいて以来、
ぜひお会いし、お話をうかがいたいと思って参りましたので、
その思いがかない、うれしく思いました。
ご講演に、強烈なパッションを感じました。
私はまず、その熱いパッションに感銘を受けました。
これだけの熱いパッションを持って、
世直しを本気で考えている政治家が果たしているのだろうかとも思いました。
私は党の職員になって15年以上がたちましたが、
政治そのものの力の低下を自身、強く感じ、
どうしたら政治の力、もちろん権力としての力ではなく、
田坂さんがおっしゃった生活者の側に立つ力をつけることができるのかが、
私の一貫した問題意識となってきました。
政治に携わる者の、当然の問題意識だと思います。
しかし、その当然の問題意識が、
党の職員でさえ、あまりに希薄であることに、
私は常に失望感を感じ続けてきました。
もはや、政治は、再生する力を失ったのかと。
政治の世界を飛び出そうと思ったことも何度もありました。
しかし、飛び出す機会は結局訪れず、とどまってまいりましたが、
田坂さんも指摘しておられたネットの世界の進展は、
「もしかしたら、ここが突破口になるかもしれない」と私も直観的に感じ、
ここに賭けてみようと思ってやって参りました。
その意味で、ご講演は、私が漠然と感じていた可能性を
極めて具体的な形で提示していただいたものと受け止めさせていただきました。
30代 会社員
いくつかの書籍を拝読しました。
優しい言葉と要所を押さえた考え方を有難くいただいております。
会社員
正直なところ、田坂さんのご講義は、
私が社会人になってから聴いたどの講演よりも衝撃的でした。
何十年か前、大学生になってはじめて、
いろいろな思想についての講義を受けたとき以来の
何か行動を起こさずにはいられなくするパワーをもったお話でした。
せっかくすばらしい受講をさせて頂いたのですから、
もっともっとインターネット革命についての勉強をするとともに、
会社の行動にも影響を及ぼせるように微力を尽くすつもりです。
今後とも機会がございましたら、ご指導賜れることを願っております。
本当にありがとうございました。
ますますのご活躍を心より祈っております。
20代 学生
私は慶應大学の学生です。
これまで司法試験の勉強に励んでいました。
しかし、IT革命の素晴らしさに出会い、
志を改めて、ゼロから取り組んでいます。
法律を学んできましたが、
自分の理想を現実にすることがなかなかに困難であり、
自分の勉強不足だと責めて頑張ってきました。
自分の理想を実現できる世界が、
デジタル情報革命にはあると信じていますが、
様々な書物をあさり、日々PCに向き合ってきましたが、
具体的な活路が見出せないままです。
そんな折に大変貴重な講演を聴くことができました。
自分の中で日々思っていたこと、
うやむやしていたことをきれいに整理し、
さらに方向性も見出してくれました。
本当に有難うございます。
何よりも、力強い淡々とした言葉の一つ一つから、熱い情熱を感じました。
これからデジタル情報革命の中で生きていく上で、
自分の理想を追求していくなら、
自らの感性は勿論、理論的な理解が重要だと思っています。
その上で、田坂さんの今後のご活躍を参考にさせていただきたいと思っています。
会社員
本日は労働組合の9人で参加させて頂きました。
内容的にも労働組合の立場で生かしていけるものだったので、
皆大変喜んでおりました。
会社の経営側にも、
「これからは顧客の時代です」ということを訴えていくとともに、
労働組合としても目指すべき方向として、
「ニューミドルマン」志向の会社づくりを仕事に取り組んでいきたいと思います。
ありがとうございました。
会社員
勉強不足で田坂さんのご講演や本に接する機会がありませんでしたが、
今回田坂さんのお考えを聞き、
従来から私が思っていたことを理路整然と証明していただいたような気がして、
メールをさしあげた次第です。
私は、SEとして永らく担当していたお客様から言われたことが、
その後マーケティングを担当するようになってからも考えの基礎になっています。
曰く、「販売促進にあらず、購買促進」
「販売」とは作り手、売り手の立場の発想でありダメ、
消費者の目線で考えれば「購買促進」であるべき、
と言うのがそのお客様の発想でした。
20年も前にすでにこうした考えをお持ちだった
そのお客様の慧眼には、今更ながら驚かされます。
その後「顧客中心主義」とか
最近では「CRM」と言った新しい考え方に接する度に、
この考え方は私の中で中心を占めるようになり、
本来お金を払う人中心の市場が形成されるべきだとの思いに至りましたが、
日本では永らくそれは実現しませんでした。
ところが、規制緩和とインターネットの普及により、
消費者(=最終的にお金を払う人)が、真の王様になることを強力に後押ししているのが
今の日本の状況かと思います。
今後は田坂さんのお考えをさらに勉強させていただき、
SI’erの立場から日本のEビジネス発展の一翼を担えればと考えております。
長文、乱文で失礼しました。
40代 経営者・役員
知人に紹介されて、このホームページを知りました。
時間を見つけては、ちょっとずつ読ませていただいております。
仕事は、鉄鋼関連の卸売りをしておりますが、
今業態の改革を模索しており、
田坂さんの「3つのワンサービス」を参考にさせていただきながら、
あれこれと考えをまとめつつあります。
「販売支援」から「購買支援」へ。
まさに、このことが、
我が社の生き残りのキーワードとなるのではないかと思います。
また、いろいろと教えを請う事もあろうかと思いますが、
その節はよろしくお願い申し上げます。
経営者・役員
先日、ご講演を聴かせていただきました。
今まで高度情報化社会といった単語が聞こえてくるわりには
何かはっきりした現象と結びつかなかったものが
やっと分かったような気がしました。
1990年代の米国の復活と日本のバブル処理の失敗との間に、
製造業の効率の差が出たのかと思い、
いくつかの米国メーカーを見学してみました。
改善提案的な改良は見つかったのですが、
本質とは言いがたいと思っていました。
事務処理をしているところを見たわけではなかったのですが。
要はエンドユーザーの商品/サービス取り込みコストのうち、
半分くらいは中間マージンであり、
製造元で0.1%残すと、リダクションをしてもあまり売上に効かない、
そんな経済に陥ってしまったというのが感想でした。
その解決策としての中抜きと、
その効率低下を防ぐIT技術という組み合わせは、
まさに納得のいく説明でした。
ニューミドルマンについては存在の必然性はあるのでしょうが、
効率化がよほどのことでないと、
少ない顧客相手では、コスト割れの危険がありそうに思います。
以上が私の感想です。
また機会があれば、ぜひお話を聴きたいと思っております。
会社員
私は中堅の食品メーカーを担当する広告会社の営業部長です。
率直なところ、私のクライアントはeビジネスについての関心が希薄です。
この感想は私の一広告人としての感想です。
今日のお話で最も印象的だったのは、「商品生態系」という概念でした。
市場が本格的に情報化されたことで、
複雑系的な現象が起きはじめているというご指摘でした。
私は複雑系はやや自然科学的な問題把握かと思っていたのですが、
それだけではないとのご指摘が新鮮でした。
「購買=心理変容」ということから言えば、
確かに、心理学的な問題と思いました。
特に、初期値の与えかたで、その後の変化が大きく違ってくる
現在の市場状況を理解する上で、大変刺激になりました。
また、ニューミドルマンのご指摘もたいへん刺激的に伺いました。
われわれはクライアントのお節介をいろいろ焼きますが、
具体的な事業の提言は不得手です。
自分としてはこの領域まで踏み込みたいと思っていますが、
どうしても、評論家の域を出られません。
今日のお話が刺激になって、
当社がリスクを取りつつも、今一歩事業の領域に踏み込めるようになれば、
こんなに面白いことはありません。
浅薄な感想で恐縮ですが、印象の冷めないうちに送らせて頂きます。
会社員
昨日、講演を聴かせていただきました。
ニューミドルマン、ゲートウェイのお話を大変興味深く、
また、当社の遅れに危機感を持って、聴かせていただきました。
その中で疑問に思ったことがあります。
第一に、ゲートウェイとなるニューミドルマンとしては、
自社製品の販売に重点を置かざるをえないメーカー等の既存企業群よりも、
制約なしにどことでも付き合える新興の第三者の方が有利なように感じました。
「自社だけにこだわらない太っ腹の企業になる」、
または「ゲートウェイと連携する」という話もありましたが、
顧客側からすれば、ある企業の色が見え隠れする所よりも
無色のゲートウェイの方が魅力的で使い勝手が良いように思えます。
そうなると既存企業としては
サイバーの部分・顧客の一次窓口を
効果的に抑えられないということになってしまいそうですが、
そこは第三者に牛耳られるしかないのでしょうか。
第二に、当社は不動産業の会社ですが、
不動産には全く同じ物は存在しないという点で
他の製品と異なる特性を持っております。
また、アメリカとも商慣習が異なり、
参考にすべきものが少ない中でeビジネスの展開に頭を悩ませております
(自社グループだけで固めたeビジネスならすぐ考えられるのですが)
ネット革命もさることながら、昨日のお話で一番印象に残ったことは、
経営はアートであり、直観がものをいうというところでした。
経営関連の書籍は多数出ておりますが、
この一言だけでそれらが霞んでしまうインパクトがありました。
面白くてためにもなり、
かつ、いろいろと考えさせられるお話をお聴かせいただき、ありがとうございました。
50代 経営者・役員
昨今の政治状況に心を痛め、日本経済を憂慮しています。
何もしないでいるよりもと、情報集めに足で仕事をしています。
幸い顧客先が大手自動車メーカーでありますから、
多少は他の経営者の皆様と比べると楽をしているかも知れません。
消費者とメーカーの中間で、特に消費者向けにベターな情報を集め、
メーカー側の言葉にして消費者に伝えるという、
何とも奇妙な仕事をしています。
田坂さんから色々なヒントを頂いて、仕事に反映しております。
賢い消費者には、より賢い商品を提供できるメーカーが対応しています。
その橋渡し役として、私達の会社が存在していると思っています。
これからも、沢山ヒントを戴けますと幸甚です。
20代 会社員
今年社会人になった者です。
『これから日本市場で何が起こるのか』についての
感想を送りたいと思います。
「マーケットが進化する」
「購買者中心市場になる」との進言に感心しました。
これからは、この発想でビジネスを考えていかなければならないと思います。
というのも、私は学生時代、
商品の比較サイトを作ろうと思っていました。
膨大な商品情報の中から、
消費者、生活者の希望にあう製品をピックアップし、
その情報を提供しようと考えたのでした。
結局サービスを展開することはできませんでしたが、
そのときの私の発想の根本は
ニューミドルマンを目指していたのではないかと思ったのです。
次に、「消費者がどんどん賢くなっていく」というのも理解できます。
商品を購入するときには、
サイトでかならず商品情報のナマの声をチェックしていますし、
同じ商品を購入するのならサイト経由で購入するときもあります。
世の中の中心が消費者主体になっていくのは、
避けられないと思います。
経営者・役員
現在、ネットビジネスを起業すべく活動中の者です。
先日、『これから日本市場で何が起こるのか』を拝読いたしました。
田坂さんの深い洞察力に敬服いたしますと共に、
そこで描かれた新しい社会のイメージには、大いに共感を覚えました。
私は以前より、インターネットによる情報革命が、
企業から消費者へのパワーシフトをもたらすことで、
以下のキーワードがより重要になる社会が到来すると考えていました。
「CS(顧客満足)」「マーケット・アウト」
「ナレッジマネジメント」「購買代理機能」です。
これまで、このような考えを代弁してくれる本に巡り会うことはできませんでした。
しかし今回、ご著書を読むことで、
自分の考えに確信を持てるようになりました。
私が、展開を予定している事業は、
「消費者からの商品・サービスの評価をホームページに比較情報として公開し、
購買を検討している消費者のための購買支援情報サービスを行う」というものです。
当初は、情報サービスに機能を絞り込み、ユーザー数獲得に注力しますが、
次のステップでは、電子ショップとのパートナーシップを結び、
見込み客紹介によるフィービジネスに展開していくつもりです。
是非とも、消費者の購買支援機能をもったニューミドルマンとして、
新しい社会をつくりたいと考えています。
会社員
お話は非常に刺激的で、
かつマーケティング・プランナーである私としても
考えなければならない問題として、
切実に認識しているものでした。
但し、現実の仕事のレベルには、なかなか反映できないもので、
「このままでは、分かっていながら取り残されてしまう」
という焦りがないわけではありません。
何をどう口にすればよいのかという、
具体的な手がかりがないのが実感です。
しかし、とにかく何でも良いから始めてみないと、
どうしようもないという状況ですよね。
ところで、お話しいただきました
消費者・生活者側に選択権が移行するという点、
さらに消費者の力を結集する大切さについて、
私も常々考えておりまして、論文を提出したこともありました。
消費者のニーズ・ウォンツを統合するパワーとしての
「バーチャルCOOP」なる概念を提示したものです。
経営者・役員
今、『これから日本市場で何が起こるのか』を読み終え、
何かがつかめたような気がして、
多少興奮しながらメールしております。
ニューミドルマンの登場から終盤のコンソーシアム戦略まで、
一々うなづきながら、一気に読ませていただきました。
ただ、それぞれの論点は納得させられるものばかりなのですが、
それを自分の企業、ビジネスに置き換えた場合、
頭がにぶいせいか、どうも具体的なビジネスモデル、
つまり、利益はどこから得られるのだろうかという問題が、
いまひとつはっきりしません。
もしお時間があれば、ご教示いただければ幸いに存じます。
私の会社は海外旅行情報に特化した業界専門誌を発行しており、
業界での認知度はかなり高く、
内容に関してもそれなりの評価をいただいております。
従って、情報を握る者の立場でニューミドルマンとなることも可能だと考えるのですが、
例えばこれまで培ってきた、
ホテル、航空会社、現地旅行業者、レンタカー、各種ショップなど
ネットワークを活かすことは問題ないにしても、
それを対消費者とのゲートウェイとしてまとめあげた場合、
専門誌出版社としては、どのような利益確保が想定できるのでしょうか。
他産業のように自社として物販しているわけでもなく、
結局は異業種をまとめあげるところで終わってしまうような気がするのですが・・・。
お手をわずらわせたくもないので、
もしお時間がなければ無視してくださってもいっこうに構いません。
とりあえず、感動を伝えられたということで満足でもあります。
これからもどうかがんばってください。次のご本を期待しております。
会社員
『これから日本市場で何が起こるのか』を読ませていただき、
改めて色々と考えさせられることがありました。
私は通信ネットワーク関連の技術屋ですが、
そのような新たな時代において、
田坂さんがおっしゃる「ミドルマン」の在り方が今一つハッキリしません。
田坂さんは、
「従来、ミドルマンは企業の方を向いていたが、
ニューミドルマンは顧客の方を向いている」
「ニューミドルマンは、
特定の企業の立場に立つのではなく、
あくまでも顧客の立場に立って支援する」とおっしゃっていますが、
そのような理想型に収斂する根拠が不鮮明であるように思います。
例えば、情報収集の力が十分に育っていない顧客は、
売れ行きベストテンなどの単純な情報を参考にして商品の購入を決定する場合が多く、
もし新商品発売の最初の段階で意図的に販売数を増やせば、
それが呼び水となって売上は一層増加することになり、
公平な販売結果には結びつきません。
特に、ニューミドルマンの存在価値が大きくなればなるほど、
利害関係が発生しやすくなり、
その中立で公正な立場を維持しにくくなるような気がしますが、いかがでしょうか。
理想型へと自然に収斂する根拠、
あるいは理想型に持って行く方策などについて、
お考えをお聞かせいただければ幸いです。
会社員
『これから日本市場で何が起こるのか』を読ませていただいております。
私は、広告の制作を本業としているものですが、
田坂さんのお話とサービス業の愛書
『ノードストロームウェイ』という本の中身が、シンクロしました。
新たなビジネスモデルへの果敢なトライを実践しようと思いました。
広告ビジネス自体も、旧泰然としたメディアブローカーからの脱皮をめざし、
真の「ニューミドルマン」たりえる存在にならないと、
まさに脱落していく第一の業種と言えましょう。
ナレッジ・マネジメントさえ理解されづらい閉ざされた業界で
知識を越えた「智恵」さらに「徳」を
コミュニケーション活動の中で付加できたら、世に貢献できると考えます。
20代 学生
私は、順天堂大学の学生です。
この度は、『これから日本市場で何が起こるのか』を読ませていただきました。
とても楽しく読ませていただきました。
比較的読むのに時間がかかる私でも、
とてもすらすらと読み進めることができました。
また、著書の構成が、
「こういった現象により、これからどう変わっていくのか」
といった読者への質問を投げかけるようになっており、
「著書からの一方通行の内容でなく、自らも考えながら読む」
という読み方を提供してくれているところが素晴らしいと思い、
感想として述べさせていただきました
50代 経営者・役員
ブロードバンド時代に求められる顧客サービスの文章を拝見し、
その新鮮な視点に感銘しました。
会社員
『これから日本市場で何が起こるのか』を拝見しました。
アルビン・トフラーの「第三の波」を引用されているくだりが、印象に残ります。
なぜなら、私は、その昔、背伸びをして、この初版を購読したからです。
案の定、若い私には難解でした。
ただ、未来のラブレターはこうかわるという指摘が、いまだに思い出されます。
たしか、「PCにむかいキーボードを打つ貴方の美しさに惚れ簿れし・・・」
というようなフィクションを挿入していた気がします。
つまり、具体的現象を読者に訴えうる何かが感じられたのです。
すぐれた著作物です。
『これから日本市場で何が起こるのか』は、内容の面白さはもとより、
全体の様式、段落わけ、適度なセンテンスに筆者の力量が感じられました。
このようなセンスのある方が、ITの伝導師となって活躍されると、
ディジタルディバイドが解消、いや、そもそも発生しないのではないかと思いました。
私は、企業の知的財産部門で働いています。
最近では、製造業という自己紹介に疑問を感じつつあります。
これからは、会社の定款の表記も見直されるでしょうか。
50代 会社員
『これから日本市場で何が起こるのか』は、
今読み返してみると現在のネット社会の構造を実にリアルにとらえることができ、
現在の仕事の原点になっています。
団体職員
講演をうかがった若手メンバーの中から、
「自分たちは何をすべきか」という機運が起こってきています。
私たちは、これまで常にあきらめが先に立ち、
何をしても変わらないといった空気に支配されきっていたと思います。
しかし、ご講演をうかがったことで、
「いよいよ変化の時代が来た」との思いが、皆の中で触発されたようです。
政治を変えるために、まず政党から変えていきたいと思います。
新しい展開ができましたら、ご報告をさせていただきたいと思います。
感銘深いお話をうかがわせていただき、
本当にありがとうございました。
田坂さんの理論を現実のものとできるよう、
最後まであきらめずに頑張るつもりです。
田坂さんに薦めていただいた本もさっそく読ませていただきます。
今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。
会社員
本日、セミナーにて先生のご講演を拝聴させていただきました。
ネット革命を基点に市場の変化や企業の対応のあるべき姿を解り易くお話いただき、
私ども不勉強者にもよく理解できました。
インターネット、IT、情報共有などの現代のキーワードについて、
今一つ頭の中ですっきりしなかったことが、
先生のお話で整理できたように思います。
これから先生の本をじっくり読んで、しっかり勉強したいと思います。
また、これから仕事の上でもしっかり活用、実行できればと思います。
本日は、本当に有り難うございました。
先生のますますのご活躍をお祈り申し上げます。
経営者・役員
『これから日本市場で何が起こるのか』を本屋で見つけて読みましたが、
「従来の顧客主義」と「ネット時代の購買者中心」の違いなどの説明に
苦労されているのが分かります。
「私が読みたかった本だな」と感じました。
40代 会社員
いつも田坂さんの書籍等々にて、深い洞察を得ている者の一人です。
情報技術一辺倒の市場アプローチに疑問も感じながらも、
長年IT関連のマーケティングに従事しています。
その反動という訳ではありませんが、
最近では、より人間性を重視したものの考え方や捉え方の中に、
新たなマーケティングの姿や方向性を見出せるのではないかと考えています。
絶えず創発を繰り返す市場にあって、
不変の普遍性をもつ人間の情感を忘れず、
新しいマーケティングを生み出したい。
それが私の夢です。
今後もすばらしいお話を期待しております。
経営者・役員
『これから日本市場で何が起こるのか』を読ませていただきました。
簡潔に本質を語られていて、感銘を受けました。
ネットに関する本質が語られているのでビックリしました。
弊社は、レーザープリンタのトナー再生を行っております。
ほとんどのお客様は最初、
弊社ホームページを見て質問され、
弊社から資料を送り、顧客になっていただいています。
インターネットなしでは、ビジネスが成り立ちません。
しかし、実際の受注はファクスがほとんどで、
現在のところ、入り口だけがインターネットで、
あとはアナログの受発注です。
これは、貴著の「ニューミドルマン」「ポータルサイト」にヒントをいただきました。
思い切って弊社サイトに競合再生会社の情報・リンクを入れ、
「トナー再生に興味のある人・会社のためのポータルサイト」としようと思います。
狭い再生業界で弱小同士が足を引っ張り合っていても仕方がない。
いつまでもこのままでは、
体力のある新品メーカーの思う壺になってしまいますから。
次のご著書も楽しみです。
40代 専門職
目からうろこが落ちました。
顧客第一主義を愚直にやってきたつもりでしたが、
まだまだ登る山があることに気が付きました。
たいへんありがとうございました。
今後とも教えを賜りたくメールさせていただきました。
会社員
『これから日本市場で何が起こるのか』を読ませていただき、
初めてメールをさしあげます。
初めてのウェブサイト制作中に、読ませていただきました。
「自分が表現してみたいのは、こういうコトではないかしら」
と何度も頷きながら、読み進みました。
最後の「素晴らしい時代がやってくる」の言葉に、
ビジネス書を超えた、温かい感動がこみあげました。
そして、未来の子供たちに橋渡しを願う思いに共感いたしました。
50代 会社員
会社の近くの本屋で何気なく、
『これから日本市場で何が起こるのか』を手に取りました。
読んでいくうちに、止まらなくなりました。
いろいろ思っていたことが、しっかり明確に書かれていて、
今までに読んだビジネス書の中で、最も感動的でした。
読後の後味の良さは、アガサ・クリスティを読んだ気分になりました。