これからは「知識資本主義」の時代がやってきます。
そして、この時代には、
「知識」や「智恵」が最大の経営資源になり、
最高の商品になっていくのです。
それゆえ、これからの時代において、
金融業は、顧客に対して単に「資金」を提供するだけでなく、
深い「智恵」を提供する企業になっていかなければなりません。
そのビジョンを「金融業」ならぬ、
「智融業」という言葉に象徴し、
鴨志田晃氏と共著で書き上げた本です。
しかし、正確にいえば、
これからの時代には、銀行だけでなく、
すべての企業が「智融業」になっていかなければならないのです。
第1部
金融ビッグバンの次にやってくる嵐
これから日本の金融市場で何が起こるのか?
EC革命によって市場が「ガラス張り」になっていく
市場に「スマート」な顧客が増えていく
インターネットは顧客への「情報サービス」の手段になっていく
第2部
米国に学ぶ智融業五つの戦略
「顧客の資産運用を支援」する顧客チャンネルとして
インターネットを最大活用する
ナレッジ・サービスに重点化して
「第二世代インターネット・バンキング」を提供する
「オンライン投資クラブ」の場を提供して
自立志向投資家を育成する ほか
第3部
智融業の時代
日本の金融業はどう変わるべきか?
資産運用相談と生活全般相談で頼りになる「ホームドクター」をめざす
顧客に対して「親身になった智恵」を提供する
インターネット・バンキングを「智恵を提供する手段」にする ほか