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プロフェッショナル進化論 下巻
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収録内容
ネット革命の進化を追い風として、
これから、プロフェッショナルは
個人シンクタンクへと進化していきます。
では、その進化のために我々に求められる「6つの戦略」とは、何か。
このシリーズでは、そのことをテーマとして、
全20回にわたって、次の話をしました。
ー上巻ー
第 1回 「個人シンクタンク」の時代が始まる
第 2回 「知的能力」が飛躍的に拡大する時代
第 3回 「ウェブ2.0革命」による知的能力の拡大
第 4回 なぜ、プロフェッショナルは進化するのか
第 5回 プロフェッショナルが向かう「5つの進化」
第 6回 個人シンクタンクへの進化 6つの戦略
第 7回 「コンステレーション」と「物語」の力
第 8回 ウェブを「ノウハウ・ベース」にする方法
第 9回 師匠の智恵を借りる「三つの心構え」
第10回 「パーソナル・メディア」の戦略
ー下巻ー
第11回 プロフェッショナルの「批評」とは何か
第12回 ブロゴスフィアにおける「言霊」の戦略
第13回 「プロフェッショナル・フィールド」の戦略
第14回 専門知識を誰にも分かりやすく語る智恵
第15回 言葉で表せない「智恵」を伝える技法
第16回 「アドバイザリー・コミュニティ」の戦略
第17回 「ムーブメント・プロジェクト」の戦略
第18回 「パーソナリティ・メッセージ」の戦略
第19回 「イメージ・コミュニケーション」の戦略
第20回 プロフェッショナルが胸に刻むべき心構え
(2007年収録)
このシリーズの第1回、
「個人シンクタンク」の時代が始まる
を、下記より試聴いただけます。
第11回 プロフェッショナルの「批評」とは何か
最近、個人サイトやブログが普及し、
誰でも、簡単にメッセージの発信ができるようになりました。
その結果、多くの人々が、書籍や映画などの作品について
自由に「批評」を語ることができるようになりました。
しかし、残念ながら、それらの中には、
著者や制作者に対する礼儀や敬意を持たず、
ただ「鋭利に切り捨てる」ことをもって
自分が「鋭い批評家」や「優れた批評家」になったと
錯覚をしたものが少なくありません。
しかし、もし我々が、自身の個人サイトやブログを
単なる「フラストレーションの解消の場」にするのではなく、
「プロフェッショナルの修業の場」にしたいのであれば、
この「批評」という営みの
本当の意味を理解しなければなりません。
では、プロフェッショナルにとって、「批評」とは何か。
この第11回では、そのことを、話します。
第12回 ブロゴスフィアにおける「言霊」の戦略
ウェブ2.0革命の時代には、
無数のブログや個人サイト、
メールマガジンやポッドキャストなどが互いに結びつき、
「ブロゴスフィア」と呼ばれる目に見えないコミュニティが
生まれ、広がっていきます。
では、どうすれば、このブロゴスフィアにおいて、
自分のメッセージを、多くの人々に読んでもらえるのか。
その答えは、逆説の中にあります。
メッセージを、広げようとしてはならない。
メッセージが、自然に広がっていく戦略を取れ。
なぜなら、もし、そのメッセージが
多忙な人々でも、短時間で読むことができ、
読んだときに深い共感が生まれるものであるならば、
ブロゴスフィアにおいて、それは、
黙っていても、他の誰かに転送され、
創発的に人から人へと広がっていくからです。
では、そうした創発的なメッセージとは、いかなるメッセージか。
短い物語やエピソード、寓話やメタファーです。
すなわち、短い物語やエピソード、寓話やメタファーが
それを読んだ人の心に深い共感を呼ぶとき、
それは、「言霊」(ことだま)となって、
それ自身の生命力によって、自然に、
ブロゴスフィアの世界に広がっていきます。
この第12回では、そのことについて話します。
第13回 「プロフェッショナル・フィールド」の戦略
プロフェッショナルとして進化していくためには、
その大前提として、そもそも
自分自身の「プロフェッショナルの領域」は何か、
が問われます。
そして、その領域(フィールド)を定めるために大切なことは、
「知識社会の逆説」を理解することです。
誰もが、ネットやITを使って、容易に、
必要な専門的知識を手に入れ、学べる時代。
それは、知識社会とは、
「知識が価値を持つ社会」ではなく、
「知識が価値を失う社会」であることを意味しています。
それゆえ、この社会において
プロフェッショナルに求められるのは、
ただ、言葉で表せる「専門的な知識」を学ぶことではなく、
言葉で表せない「職業的な智恵」を身につけていくことです。
では、この「専門的な知識」と「職業的な智恵」とは、
何が違うのか。
どうすれば、「言葉で表せない智恵」を身につけていくことが
できるのか。
この第13回では、そのことについて話します。
第14回 専門知識を誰にも分かりやすく語る智恵
ネット革命によって、
誰でも高度な専門知識を手に入れることが
できるようになりました。
では、その結果、世の中にどのようなニーズが広がるか。
高度な専門知識を分かりやすく語って欲しい、
そのニーズが広がります。
もとより、本当のプロフェッショナルは、
素人にも分かりやすく語る力を身につけていますが、
これからの時代のプロフェッショナルには、
ますます、その力が求められます。
そして、この力は、実は、
「五つの能力」を身につけてはじめて発揮できる
極めて高度な智恵に他なりません。
では、その「五つの能力」とは、何か。
この第14回では、そのことについて話します。
第15回 言葉で表せない「智恵」を伝える技法
優れたプロフェッショナルは、
高度な専門知識を分りやすく伝える技法に加えて、
言葉で表せない智恵を伝える技法を身につけています。
では、「言葉で表せない智恵」を、
いかにして「言葉」で伝えるのか。
この、矛盾とも思える技法とは、
一体、いかなる技法か。
それは、端的に言えば、
「体験談」「エピソード」「物語」「寓話」「隠喩」などを
印象深く語る技法に他なりません。
しかし、そのとき、我々が
深く理解しておかなければならないことがあります。
「智恵」とは、本来、他者に伝えることはできない。
「智恵」とは、経験を通じてしか掴めないものである。
言葉を換えれば、我々が一人の先達として為し得るのは、
後進が、その過去の経験の中で既に無意識に掴んでいる
「智恵」の存在に気がつかせてあげることに他なりません。
では、そのためには、どうすればよいか。
この第15回では、そのことについて話します。
第16回 「アドバイザリー・コミュニティ」の戦略
従来のシンクタンクは、世の中の有識者の智恵を借りるために
しばしば、「アドバイザリー・コミッティ」(専門家委員会)を
設けてきました。
しかし、これからの時代に活躍する「個人シンクタンク」は、
世の中の有識者だけでなく、
多くの草の根の人々の智恵を借りるために、
「アドバイザリー・コミュニティ」(智恵のコミュニティ)を
創ることが、重要な戦略になっていきます。
なぜなら、「ウェブ2.0革命」の時代には、
それが容易にできるようになったからです。
すなわち、「ウェブ2.0革命」の第一の革命は、
「衆知創発革命」。
誰でも、容易に、多くの人々の智恵(衆知)を集め、
新たな智恵を生み出していく(創発)ことができるからです。
では、どうすれば、具体的に、
その「アドバイザリー・コミュニティ」を創り、
そのコミュニティを活性化することができるのか。
この第16回では、そのことについて話します。
第17回 「ムーブメント・プロジェクト」の戦略
「ウェブ2.0革命」は、
情報の「受信者」が、ただちに「発信者」になるという
「主客融合」のプロセスを強化することによって、
多くの人々の「情報共鳴」が生まれやすい社会を
生み出していきます。
そして、これからの時代の「シンクタンク」は、
単に、行動する「ドゥータンク」へと進化するだけでなく、
この「情報共鳴」のプロセスを活用することによって、
多くの人々の「共鳴行動」(ムーブメント)を生み出す
「ムーブタンク」へと進化していきます。
では、具体的に、どのようにすれば、
その「ムーブメント」を起こすことができるのか。
そのためには、まず、
数多くの「アクション・コミュニティ」が集まった
「ムーブメント・コミュニティ」を生み出すことです。
そして、その上で、このコミュニティにおける
「3つの戦略」を展開することです。
この第17回では、その戦略について話します。
第18回 「パーソナリティ・メッセージ」の戦略
「ウェブ2.0革命」の一つの本質は
「感性共有革命」。
すなわち、このウェブ革命によって
写真や映像、音楽や音声を自由に共有できるようになり、
我々は、自らの感動や感情、感覚や感性を
言葉を使わずに
自由に伝えることができるようになりました。
そして、この感性共有革命によって、
我々は、自分の「パーソナリティ」を自由に表現し、
多くの人々に伝えることができるようになったのです。
では、そのとき、プロフェッショナルには、
いかなる戦略が求められるか。
それが、「パーソナリティ・メッセージ」の戦略です。
すなわち、いかにして自分の個性や感性、
パーソナリティを多くの人々に伝えるかという戦略です。
この第18回では、その戦略について話します。
第19回 「イメージ・コミュニケーション」の戦略
ブロードバンドを基盤とした「ウェブ2.0革命」は、
写真や映像、音響や音楽を使って、
言葉で表せない「イメージ」を伝え、
感情や感動、感覚や感性を自由に伝える
「感性共有革命」をもたらしました。
そして、この革命が、
これから我々の社会にもたらすのは、
論理と知性で「考える」(Think)ことだけでなく
直観と感性で「感じる」(Feel)ことを重視する
知のパラダイムの転換です。
そして、この知のパラダイムの転換は、
いま、我々の社会が直面している諸問題、
例えば、地球環境問題や高齢社会の問題を
真に解決していくために、
深く求められているものであり、
「ウェブ2.0革命」がもたらした
「感性共有革命」と、それにもとづく
「イメージ・コミュニケーション」の戦略は、
その意味において、極めて大切な戦略となっていきます。
この第19回では、その戦略について話します。
第20回 プロフェッショナルが胸に刻むべき心構え
「ウェブ2.0革命」の時代は、
プロフェッショナルが、様々な能力を身につけ
進化していく時代。
そして、プロフェッショナルが
「個人シンクタンク」へと進化していく時代。
しかし、その時代においても、
プロフェッショナルにとっての「原点」は
決して変わりません。
プロフェッショナルが胸に刻むべき「心構え」は、
決して変わらないのです。
では、その「原点」とは何か。
その「心構え」とは何か。
この最終回では、プロフェッショナルにとって最も大切な
その「原点」と「心構え」について話します。
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