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風の便り 第91便

「フォース」が現れるとき

 映画『スター・ウォーズ』のクライマックスに
 隠喩に満ちたシーンがあります。

 主人公の少年、ルーク・スカイウォーカーが、
 悪の化身ダース・ベーダの要塞基地、デス・スターを
 戦闘機で攻撃に行くシーンです。

 この攻撃において、
 要塞基地の心臓部に爆弾を落とすため、
 ルークと仲間たちは、
 最新鋭戦闘機の照準器を使い、
 標的への爆撃を試みますが、
 何度も、失敗します。

 しかし、タイムリミットを目前にして
 あと一度のチャンスに追いつめられたとき、
 耳元で、師のオビ・ワン・ケノービの声が、ささやきます。

  ルーク、フォースを使え。

 フォースとは、人間が本来持っている不思議な力のこと。
 そして、この声によって目覚めたルークは、
 照準器を捨て、自らのフォースを使い、
 要塞心臓部の爆撃に、見事に成功するのです。

 しかし、このシーンの本当のクライマックスは、
 ルークが、爆撃に成功するところではありません。

 本当のクライマックスは、
 ルークが、照準器を捨てるところなのでしょう。

 なぜなら

  何かに頼る心があるかぎり、
  我々の内なるフォースは、
  決して、現れてはこない。

 このシーンは、
 そのことを教えてくれるからです。

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