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著書

著書

『複雑系の知』

『複雑系の知』

出版社
講談社
出版日
1997年9月

Kindle版あり

Amazonで購入する

情報革命の進展にともなって、「複雑系」としての性質を強め、
「生命体」のごとき様相を呈しつつある現代の社会に対して、
我々は、どのように処していけば良いのか?

その問いに対する答えを、
ポエット、インキュベータ、ストーリーテラー、アントレプレナー、
セラピスト、ゲームプレイヤー、アーティストという
「七人の賢人」が持つ「七つの知」として述べた本です。

この本は、現在、その一部が高校の教科書の
「現代文」(東京書籍)に採用されています。
ジャン・コクトーや平塚らいてふ、谷崎潤一郎、大江健三郎などと並んで、
私の拙い文章が載せられているのは、すこし恥ずかしい気がします。

目次

序 章
第1章 社会の本質を知るにはどうすれば良いか ポエットの知
第2章 社会の現実を変えるにはどうすれば良いか インキュベータの知
第3章 社会の創発を促すにはどうすれば良いか ストーリーテラーの知
第4章 社会の歴史に参加するにはどうすれば良いか アントレプレナーの知
第5章 社会の問題を解決するにはどうすれば良いか  セラピストの知
第6章 社会の法則を活かすにはどうすれば良いか ゲームプレイヤーの知
第7章 社会の未来を知るにはどうすれば良いか アーティストの知
終 章 いま、なぜ、複雑系なのか 二十一世紀に求められる複雑系の知

評者からのメッセージ

  • 新刊の森 『複雑系の知』
    (日経ビジネス,1997年10月)
  • 『複雑系の知』 21世紀に求められる7つの知
    (トップポイント,1997年11月)
  • 21世紀に求められる7つの知とは
    (INTERNET magazine,1998年1月)
  • いまどんな本をよむか テーマ編 『複雑系の知』
    (月刊 Do Book,1997年11月)

読者からのメッセージ (本書のご感想を、ぜひともお寄せください。)

経営者・役員

昨日の朝日ネットワーク・ソリューション・セミナーに参加し、
講演を拝聴しました。
参加の動機は、田坂さんの講演が予定されていたからです。

この間、『複雑系の経営』『複雑系の知』
『暗黙知の経営』『ガイアの思想』『意思決定12の心得』
『なぜ日本企業では情報共有が進まないのか』と読み進むうちに、
不思議な体験をしました。

読みながら田坂さんの肉声を感じていることに気づいたのです。
直接お目にかかったこともなく、
声を聞いたこともないのに、です。

これまでも本を読んで内容に同意したり、
共感することは少なからずありましたが、
それとは違うのです。
そこで、実際に声と話を聞いてみようと思い、参加しました。

結果、読みながら聞こえていた声と同じ声が耳に届きました。
講演の冒頭でおっしゃっていた
「情報化、情報システムをめぐる論議には、人間論が抜けている。
人間がどう変わっていったらよいのかが大事」というご指摘は、
上記の田坂さんの著書を読み始めて、
これだと感じた問題意識そのものでした。

読み始めたきっかけは、「複雑系」でした。
その後何冊かの物理学者や経済学者の本を読みましたが、
「複雑系とは何か」は何となく判っても、
「では俺はどうしたら良いのだ。その考え方で何をしていくんだ」
というもやもやが消えませんでした。
それが『複雑系の知』を読んで、
変な表現ですがストーンと腑に落ちたのです。

初めてのメールで、とりとめもなく長くなってしまいました。
お時間を取らせて申し訳ありません。
ありがとうございました。

公務員

『複雑系の知』をはじめ、ご著書からは共鳴するメッセージが多く、
それらを咀嚼して、身の回りからパラダイム・シフトに取り組んでいます。

途上国援助の世界でも、持続的開発というフレーズとともに、
ここ数年、参加型開発というのが大きなムーブメントになっています。
これは先進国での「参加型まちづくり」というコンセプトも同根のものと言えましょう。
上に立つものが計画を作成して、それを強引に実施していくという
従来型のブループリント方式が見直され、
住民参加型によるプロセス重視の考え方にシフトしていると思います。

『ガイアの思想』も拝読させていただきました。
『こころの生態系』も楽しみなテーマです。
これは途上国も先進国もない、ひとりひとりのテーマですからね。
途上国の住民を一つの集団として見るのでなく、
一人ひとりのこころに届くような仕事ができればと考えています。
ますますのご活躍期待しております。

会社員

昨年、『複雑系の知』を読みました。
もちろん田坂さんの意図されたように、
ただ複雑系の詳細を知りたいと思ったわけではなく、
私たちの日常にどう役に立つかというのが目的でした。

とてもわかりやすく、多くの刺激を受けました。
昨年末、友人たちに送るメールのなかで
「今年読んで元気が出た本ベスト10」に加えさせいただいたりしました。

また、雑誌の書評で『金融業の進化 10の戦略思考』を知り、
『暗黙知の経営』を書店で見て、2冊をたて続けに読ませていただきました。
おかげさまで今かかえている新事業(ちっぽけなものですが)への
意欲が高まっております。
ありがとうございます。
ご活躍をお祈りいたします。

会社員

『複雑系の経営』『複雑系の知』を拝読しました。
私は、この2冊の本を読んで、今「癒しの予感」を感じています。
しかも宗教のような「他者依存」に基づく癒しではなく、
「自己治癒能力」の高まりによる主体的な癒しです。

「荒野」(この「荒野」にこそ、耕すべき場所があると確信します)ともいうべき、
複雑系の世界観を受け容れる覚悟と、機会を与え、
そして、今を生きることに専心するという主体的な「癒し」の示唆与えてくれた。
この2冊の本と、それを世に送り出した田坂さんに
改めて、感謝と尊敬の意を表します。

20代 学生

初めて田坂さんの話を聴いたのが、
「統合の思想」についての勉強会でした。
田坂さんの『複雑系の知』という本が、
複雑系というものを知るのに一番分かりやすいと教えていただきました。

以後、日経新聞を読んでいたときに『企画力』の紹介欄があり、
面白そうだと買い始めた事がきっかけで参加しました。

60代 その他の職業

『複雑系の知』『深き思索 静かな気づき』など、
田坂さんの著作を通じ、心が心地よくゆさぶられ、
心の「ゆらぎ」の現在から未来への広がりを感じさせて頂いています。
特に最近、複雑系の科学の魅力にとりつかれています。
ご著書の底に流れるものが、
どこか心の深いところを目覚ましているような感じもしています。

40代 会社員

『なぜ、働くのか』に心から共鳴しました。
小生は、ある企業の現場部門でシステム構築にあたっている管理職です。

以前からシステムを構想する段階で、
「みんなを幸せにできたらいいな」と、
漠然とした気持ちを持って取り組んで来ましたが、
実現は夢のようなものでした。

先生の著作『複雑系の知』を知ったとき、
一筋の光明が見えたような気がしました。
システムのコアに、「自己組織化」「創発性」「共鳴」「共進化」等が定義できれば・・・。
これはまだ直観の域ですが、
「人間塾」で勉強して実現に近づきたいと思っています。
よろしくお願いします。

30代 経営者・役員

『複雑系の知』を拝読しております。
高卒の私でも、そのエッセンスを感じ取ることができる素晴らしい本ですね。
ありがとうございます。

出会いは、『なぜ、働くのか』でした。
2年前は、ピンと来なかった言葉が、今は、胸に届きます。
素晴らしい出会いと気づきをありがとうございます。

会社員

以前会社の研修で田坂さんの講演を拝聴しました。
その時の正直な感想としては、
今までの社会人人生で曲がった背骨が矯正された気がしました。

今でも田坂さんの書籍を読むと何故か涙が出ます。
言葉・表現が理解ではなく、体に染み入ってくる感じがします。

50代 会社員

マネージャーとして13年その職にありますが、
著作を拝読させて頂き、いろいろなことに気づかされました。
東洋の古典が好きで、そのうち陽明学に強く魅かれていたのですが、
田坂さんの著作に触れ、なんとなく自分の気持ちが整理されたような気がします。

40代 会社員

御著書を拝読するのをいつも楽しみに致しております。
一定以上のレベルの高さを保持しつつ、
解りやすく且つ読みやすい構想力と筆力に、いつも感服しております。

また、亡きご両親様への謝辞、献辞を目にする度に、心から感動しております。
今後の益々のご活躍を衷心より祈念致しております。
有難うございました。

40代 会社員

お話を伺ってから「複雑系」や「知的プロフェッショナル」に興味を持ち、
手当たり次第に本を読ませて頂いています。
企画部門に席を置く身として、
経営改革にも多少関わっております。

創発を促すことはできるとのことですが、
具体的な改革を進めるときに、複雑系の考え方を活用するのに行き詰まっています。
何か良いアドバイスがあればお願いします。

読者

学生時代に『複雑系の知』を読んだ時の衝撃は忘れられないです。
今は、『これから日本市場で何が起こるのか』を読んで、
自分がインターネット業界になぜ興味がつきないのかを確信しました。
ありがとうございます!

30代 学生

いつも著作を通じ、仕事に対する姿勢だけではなく、
人生の生き方そのものについて、
多くの示唆と励ましをいただき、大変感謝しています。

これまで13年間にわたり、多くの企業に対して、
経営戦略およびIT導入のコンサルティングを職業として参りましたが、
この数年間、自分のやっていることに対する疑問が徐々に大きくなり、
この世に生を受けた自分が成すべきこと、
天職について、真剣に考えるようになりました。

そんなときに田坂さんの著作に出会い、
目からウロコというか、心が軽くなる思いがしました。
様々な試行錯誤と、多くの方々のサポートによって、
幸運にもようやく自分が一生をかけて取り組めそうな仕事に出会うことができました。

そのための最初の修行として、
今秋より、ニューヨークのコロンビア大学に留学し、
建設プロジェクト・マネジメントの勉強を始めることとなりました。
将来は、社会起業家として、
この地球上で暮らす人々の環境向上に貢献できればと考えています。

30代 会社員

『複雑系の知』『仕事の思想』等、
何冊か読ませていただいております。
田坂さんの本がきっかけで、
自分も何か社会に貢献できないか、
よい社会にすべく創発するきっかけを作ることができないかと、
考えております。

まずは自分のサイトで、
趣味の写真を織り交ぜながら、
意見を発信していくべく準備しているところです。

田坂さんの本が、生き方、考え方に大きな影響を与えてくれました。
私は今まで自分中心に生きてきたということを、
二人の子供をもった今、強く感じています。
自分が得られるようなことばかりを選んできたように思います。
ですから、これからは人に、あるいは社会に、
何かを与えることができるような生き方を心がけようと思っています。
まずは、身近なところから、
子供たちに今まで以上の愛情をもって接していきたいと思っています。

会社員

1年程前から 複雑系について興味もち、
その体系を勉強しておりましたとき、ご著書に巡り合いました。
『複雑系の知』から始まり、
『暗黙知の経営』を含め『こころのマネジメント』まで計8冊ほど拝読しておりますが、
その都度新しい発見があり、 感謝しております。
日頃意識せずに行ってきた私たちの行動が、
どこから来ているものかを考える機会を与えて頂いています。

ご著書はどれも言葉では語れぬほど私のこころ(思想)に沁みいってくる内容であり、
また講演は冒頭に話されたようにイメ-ジを一変させるほどの強烈なもので、
より一層のファンになってしまいました。
理数系から哲学系まで、本当に幅広い知識の裏付けをもたれたお話を
今後もうかがえる機会がありましたら、ご教示頂ければ幸甚です。

50代 読者

複雑系に関する著書を集中的に拝読しています。
何回も読み直しています。
奥が深く、体験していないことが多く、
今後も大いに参画していきたいと思います。

40代 専門職

複雑系や自己組織化について思いをはせることは、
なんだか老子の「タオ」を感じることのように、私には思えます。
さて、「タオ」を感じつつ、生きるにはどうしたらいいでしょうか・・・。

60代 経営者・役員

何気なく本屋で『複雑系の経営』を買って拝見し、
すっかりファンになりました。
今までの「理論」に関するとらわれが、
洗い流される思いがいたしました。
そこで、『イントラネット経営』『複雑系の知』を取り寄せて、全部拝見しました。
ノーツのスゴイ威力を体験しています。
お考えの「骨太さ」と、人に対する「やさしさ」を感じます。

私は、1941年生まれで、
年商700億円の小売業の社長をやっています。
講演がございましたら、お話をお聴きしたいと思っています。

ご参考までに社内メッセージをお送りします。

社長メッセージ。
以下、著者は言っています。
イントラネット=「情報受発信システム」+「情報共有システム」+「協働作業システム」。
イントラネット=「敏感に環境を感受する能力」+「迅速に意志を決定する能力」+「柔軟に組織を変容する能力」。
イントラネットを語ることによって、イントラネットを語ることは出来ない。

今イントラネットがブームである。
ビジネスの世界において、一つのキーワードがブームになる背景には、
必ず、経営現場のニーズがある。

イントラネットを語ることは、企業進化のビジョンを語ることであり、
企業進化のビジョンを語ることなく、イントラネットを語ることは出来ない。
経営現場を語ることによって、イントラネットを語り、
イントラネットを語ることによって、企業進化を語りたい。

私は、この著者に大変感銘を受け、深く共鳴しました。
この考え方で進んでいきたいと思っています。
私は、何回も読んで味わっています。
これは、知識の本ではなく味わう本です。
諸君にも、ぜひお薦めしたいと思いました。

20代 公務員

私は就職して間もなく5年になる者です。
田坂さんの著書は、学生時代から読ませていただいております。
いつの間にやら、今後の進路を見失ってしまったようです。
田坂さんの書籍を再び開いて、
もう一度進むべき方向を確認したいと思います。

50代 経営者・役員

ご著書に出会い、私の経営戦略が大きく変ったように思います。
特に「複雑系」の考え方に接して、大きな変化点になったと思います。
また、「複雑系」を参考にしながら、
経営者仲間10社でソリューションサービスサイトを立ち上げ、
好評を得て様々な媒体でも紹介されました。

私は毎月、全社員に対して自分の読んだ本の中で、
良かったと思うもの、社員の人たちに是非読んで欲しいと思うものを
「今月の推薦本」として紹介しています。
今までに紹介したご著書は、
『仕事の思想』『創発型ミドルの時代』『意思決定 12の心得』などです。
これからも、紹介をしていきたいと思っております。

会社員

私は自動車メーカーに勤めています。
『暗黙知の経営』『複雑系の知』
『なぜ日本企業では情報共有が進まないのか』にて、
田坂さんの考え方に出会いました。

集団としての特徴を出すために 
従来よりパソコンを利用したネットワーク作りが行われていましたが、
当社でも1997年より、「一人1台」を目標に導入を開始しました。
電子メールなどによる情報伝達、電子決済など、日々機能が強化されています。
田坂さんのご指摘の通り、
業務効率で何%アップという名目で導入しているためもあってか、
単なるデータ共有というドライな使い方しかできていないのが、現状です。

弊社の業績は、低空飛行を長く続けるうちに、
不安要素ばかりが従業員の心に刻まれ、
モチベーションが低下している状況です。
例えば、電子メールを管理しているマネジャーに話を聞くと、
サーバーがダウンしたときなど、
電子メール管理者を人間と思わないような強烈な苦情メールがやってきたりするそうです。
また、電子メールが全従業員を結びつけた結果、
直談判メールが部課長を飛び越えて企業トップに届き、
苦慮しているということも聞きます。

従来から、部署間の連携が取れないと言われていましたが、
従業員個々人がバラバラであり、
集団として複雑系の特徴を出せないでいるのが現状だと思います。
この件に関しては、
まずは田坂さんの提唱される
「ウィークリー・メッセージ」を小さいグループで広範囲に適用して、
お互いの信頼関係を取り戻すだけでなく、
成功体験を勝ち得るのが良い方法と思います。

自分の所属しているチームに適用しようとチームリーダーに話したところ、
まだウィークリー・メッセージの意義に理解がなく、未適用のままです。
彼がIT技術に関して懐疑的であるのが最大の問題です。
ウィークリー・メッセージの他に方策はないのでしょうか。
個人的には今後、電子会議室を運営しつつ、
ボトムアップという観点からウィークリー・メッセージをまず自分のチームに適用し、
社内に広げる努力したいと思っています。
壁が高いのも現実です。

30代 学生

エネルギーに対する問題意識から複雑系の可能性、
夢、メッセージの重要性に至るまで、
私自身が漠然と思い抱いていたことを、
田坂さんはその著作で明快に言語化されています。
いつも刺激を受けています。

30代 会社員

私は小中学生に理科を教える塾講師です。
『仕事の思想』を繰り返し、繰り返し読んでいます。

就職をしてからまだ2年ですが、
職に就くことと仕事をすることは大きく異なることなのだと
身を以て知るようになりました。
『複雑系の知』『生命論パラダイムの時代』
『若きサムライたちへ』を読んでいると、姿勢が良くなります。
実際に会っていないのに、
間近で田坂さんのお話を聞いているような気持ちになります。

50代 会社員

ある企業の講演会で、田坂さんの話を初めて拝聴しました。
これはまったくの偶然の出会いでした。
判り易く、的確な、現状分析だけに留まらず、
さらに我々の進むべき方向を指し示された講演に感動して、
著作を初期、中期、現在の4冊を買い求め読ませていただきました。

私と同年代(1950年生まれ)の優れた頭脳から発信される言葉は、まさに言霊。
今まで何事につけシニカルに物事を見る癖のついている自分にとって、
このように素直に感動できるとは驚きでした。
最近は次世代に向けての言葉が多いようですが、
最大ボリュームを擁する団塊の世代向けの発信もおねがいします。

20代 会社員

『複雑系の知』は、もう何年もの間、
生活の節々で読み、希望をいただいています。
「風の便り」もいつも楽しみにしています。

40代 公務員

教育の場における経営にも、複雑系の考え方を生かせると思っています。
筑波大学附属小学校の露木先生によるインタビュー記事を読んだときから、
ずっと参考にさせていただいております。

30代 派遣社員

『複雑系の知』を拝読しました。
物事の本質をつく鋭い視点と、
それを分かりやすく明快に解説する書き方に引きこまれ、
何度も読み返しました。
メッセージメールも楽しみにしております。

読者

『複雑系の知』を読みました。
SEである私は「ストーリーテラーの知」に、
カウンセラーである私は「セラピストの知」に共感を覚えました。

40代 会社員

『複雑系の知』を読ませて頂き、大変共感を覚えました。
早速、著者の書籍を8冊ほど注文したところ、
メッセージメール「風の便り」を知り、申し込んだ次第です。
田坂氏の著作はとても示唆に富み、
本質がわかりやすく述べられていてとても勉強になります。
今後の活躍を願っております。

40代 会社員

「複雑系」について、
「人間の思考、行動は、個人別の傾向として
ある程度の単純なパターンできるであろう」
とは想定できるかもしれません。

しかし、個々のいろいろなファクターが
それぞれの複雑に影響しあいながら意志決定に影響を与えることは、
自分自身においても、また周囲を見渡しても実感しております。

コンピューターの普及にともないデジタル化が進むなか、
アナログ的な、機械では対応できない
微妙で繊細な機微を感じることができるのが、
われわれ人間の存在意義であるとの
誇りを持つべきであると再認識できました。

また、東洋思想に通じるところに、大変興関心を持っております。
亜細亜の中の日本のおいたち、存在意義についても
もう一度、考えてみたいと思っております。

40代 会社員

「複雑なものには心が生まれる」というところが気に入りました。
今、いろいろとあり、心の問題に取り組んでいます。

読者

『複雑系の知』を読ませていただきました。
すばらしい書籍との出会いに感謝します。

私は、よくお寺で色々なお話を聞きますが、
その内容が『複雑系の知』とすごくよく一致します。
田坂さんの最近の書籍も、拝見させて頂きます。

30代 会社員

何度かお話を伺ったり、ご本を拝見したところ、
自分自身の感覚と波動が似ていると感じ、大変嬉しく思いました。
これからもぜひ、色々な観点のお話を伺いたいと思っており、
現在の職場での人材開発業務や将来的なビジョンの
道しるべの一つにさせていただきたいと考えております。

30代 会社員

現在、独立系ベンダーの子会社でコンサルタントをしております。
年齢は31才です。
本来ならば、自分の得意なものを
見いださねばならない年齢なのですが、
未だ修行中と言った人間です。

私は、業務仕様書や方向性を提示するだけでは、
なかなか企業の方の理解が得られない現状に対して、
結局、現場の方に本当の意味で納得していただけないと
企業は変革できないと感じておりました。

できることは、「変えること」ではなく、
「変わることを促すこと」だけではないか、
という疑問もありました。

そんな折り、企業の風土変革を行うスコラコンサルタントの
『会社はなぜ変われないのか』を読み、
企業が全体的な能力を発揮するには、
ボトムアップからの盛り上がりが必要であると改めて認識しました。

そして、田坂さんの『複雑系の知』を読ませていただき、
企業というシステムを本当の意味で変革するための理について、
理解できた気がします。
まだ本当の意味で理解しているとは言えませんが、
自分の中でイメージしていたことと、理が一致したような気がします。
今後は、創発的な進化を促進するような
コンサルテーション活動を目指していきたいと考えております。

本当にすばらしい書籍をありがとうございました。
今後のご活躍を心よりお祈り申し上げるとともに、
執筆される書籍や寄稿文を楽しみにしております。
また、講演などございましたら、教えていただけると幸いです。

40代 会社員

「自らが変わるとは、覚悟に基づき変らなければならない。
なぜなら、覚悟か無ければ、信念の言動とならない」と認識しています。
まだまだ、46歳にして勉強盛り、
恐らく一生勉強し続けることになるであろうと感じております。

30代 会社員

社会のパラダイムが大きく変わりつつある今という時代において、
少しずつ新時代のあり方が顕在化してきています。
中でも拝読した著作の内容は、
自分の考えていた未来の枠組みをとらえるものとして、大変共感できるものでした。

自分は会社人ですが、企業という21世紀においては
柔らかな枠組みの中で、全方位への創造性を発揮しながら、
人類の進化に少しでも寄与することができればと考えています。
いつかお会いできる日を楽しみにしております。

10代 学生

私は高校2年生です。
『複雑系の知』を読ませていただきました。
読後に、どうしても感想を書かなければ気が済まないと感じました。
それほど知識や学があるわけでもありませんが、
少なくともこのメールを出したと言う熱意をかってもらえれば幸いです。

まず、私はこの本に共感し、
そして自分もこれからの21世紀を担う人間としての自覚を感じました。
一人の大人になるのならば直面しなければならない、現代の変化。
そのなかで必要とされているものを模索している最中だったのです。

周囲は今、受験勉強に躍起になっています。
しかし、私にはそれがどうしても、
これから新たな概念を作っていく人間に必要なものだとは感じませんでした。

そんな時、インターネットを始めるようになってから、一つの言葉に出会いました。
それが複雑系とポストモダンでした。
今まで、自分のことばかりに精一杯で、
一人の人間としての生き方を求めて、
哲学や心理学にはまっていた自分としては新鮮でした。
複雑系とポストモダンと言う考え方は、
決して哲学、ましてや科学にも留まることのない概念だと感覚的に思いました。

折りにも折り、『複雑系の知』と出会うことが出来ました。
また同時に、ポストモダンに関して書かれている多くの本に出会いました。
偶然かもしれませんが、読んだ本の中に工学部関係の著者が多かったのが驚きでした。

今知ろうとしているものは、一人だけの世界にしてはいけないのだと感じ、
私の学校の先生に話をしました。
「君には社会学が合っているんじゃないか」と薦められました。
しかし、今自分の中で確実なのは「学者になりたい」という意志だけで、
どう行動するべきなのか、何を目指せばいいのかと言うことが全く分かっていません。
ただ、私の中には未来に向かっていく責任感と
それを解明しようとする熱意ばかりで、
その行き場が分からないのです。
自分はそれほど才能があるわけじゃないから、
「学校の勉強をしながら」という器用なことが出来ない気がするのです。

しかし、自分の持っている洞察力と直観力を引き出したい。
もしそれが先天的なものじゃないのならば。
本当にやりたいことが漠然と分かってきた今、
それだけに自分を投げ出す勇気だけが行き場を失っていたのです。
その有り余った勇気がこのメールとなりました。

今はテスト中なのですが、それだけの勉強は全くしていません。
しかし、自分が必要だと思っていることだけはやっています。
英語を書いて読んで、古典を読んで、
パソコンに向かって文章を書いています。
それが本当に正しいことなのか、自分でも分かっていません。
今はボランティアがやりたいと思っています。
動いて感じることの方が、大きいのではないかと思っているのです。
また、いろんな人とインターネットでコミュニケーションをとっています。
学校で課せられた論文のまがい物を書いています。
今はまだ自分独自の意見だと言うには、とても脆弱で、まとまっていませんが、
いつか、それを大きな声で伝えることが出来たらと思います。

40代 専門職

高校で国語の教員をしております。
田坂さんの文章に初めて触れたのは、
教科書の『これからのものの見方-分析・総合・直感』(東京書籍)です。

このメッセージメールには、
生徒に田坂さんのプロフィールを紹介しようとして出会いました。
短い文章の中に、発見があり、強烈なインパクトを感じています。
生徒にはプロフィールとともに「風の便り」を紹介しました。

その他の職業

何気なく手にした田坂さんの『複雑系の知』という本でしたが、
読みやすく、わかり易く、
なおかつ何となく普段感じていたことを的確に体系的に書かれてあり、
読書を通じてとても有益な時間を過ごすことができました。

会社に行く仕事から離れて子供の大分成長した後、
SOHOが叫ばれる前から、家で翻訳の仕事を少しずつしていました。
こうして自宅で読書したり、インターネットを通じて
日々新しい事に驚きながらも発見できるのは幸せな事です。
そして、世界の今をネットワークを通じて簡単に取り入れられるのは、
今迄の学習や経験がやっと有効に使えるようになった感じすらします。
それに加えて、田坂さんの言われる事項も心に留めていけば、
更に新しい自分が作れるような気すらします。
素晴らしい著書をありがとう。

20代 学生

『複雑系の知』と出会ったのが5年前。
以来、あの本で提起されていると私が考えた、
細分化され袋小路に入った「知」を越えるべく、
学問をしつつ、NPOという現場との往還を試みてきています。

現場は、ゴツゴツしていて、複雑で、多層的なもので、
本に書かれたものとは程遠い世界であり、
往還作業そのものに疲れ、諦めようかと思ったことも度々でした。
しかし、その度に、『複雑系の知』を紐解き、
原初の思いに立ちかえり、今に至っております。
田坂さんのなされた問題提起は、私を捕らえて離しません。

これからも田坂さんの出されるメッセージや思想と格闘しながら、
現場と知との往還を試みていき、
「複雑系の知」を目指していければと思っております。
田坂さんが引き続き、社会に問題を提起されることを楽しみにしております。

40代 読者

『複雑系の知』については、
現代哲学への貢献として読ませて頂きました。
現象学にしろ、実存主義にしろ、構造主義にしろ、
「今ここ」での何等かの真理(完全、完成)を暗黙に想定して、
それを記述することを目指していると思います。
しかし、「今ここ」を創発の場と受け止める時、
認識、行動、心など、人間性の全領域での参与が問題となると感じました。

「ビジネス」を最高の複雑系として問題にしているのが、
更に共感を深くした由縁です。
ビジネスは、「資本主義なる卑しい者」として、
哲学の場からは排除されるか批判されるだけでしたので。
環境問題などの人類的な問題は、
ビジネスの正当な位置付けを通らないと俎上に乗らないと思います。

60代 経営者・役員

『複雑系の知』は、久しぶりに感動する本でした。
詩人の感性を持ち、言霊を語る者となるよう、努力していきたいと思います。
続けて田坂さんのご著書を読んでいくつもりです。

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