本書は、前著『企画力』に続く
「プロフェッショナル講座」のシリーズ第二弾です。
これまで、私は、「仕事の思想」について多くを語ってきましたが、
これら二つの書では、「仕事の技術」と「仕事の心得」について語りました。
それは、一つの思いからです。
この国の変革は、何よりも、
我々一人ひとりの変革を通じて、成し遂げていかなければならない。
我々一人ひとりが、プロフェッショナルへと成長することによって、
成し遂げていかなければならない。
その思いからです。
この書が、この国の変革に取り組む多くの方々にとって、
ささやかな糧となることを、祈ります。
人間と組織を売り込む力 それが、営業力
売れるのは、商品ではない 人間である
営業力とは「商談のアート」である
細やかな「商談の技術」を身につけよ
商談における「機会損失」を最小にせよ
「小さな商談」でこそ営業力は磨かれる
商談の前日には徹底的な「予行演習」を行え
「予行演習」は智恵を共有する最高の場
商談の直前には「内声プレゼン」を行え
「シーン・メイキング」の技術を身につけよ
商談に向かう車の中で「シーン・メイキング」を行え
いかなる商談にも「戦略思考」を持って臨め
商談は、つねに「予想外の展開」になる
いかなる商談も「最初の五分」が、勝負
重要な顧客ほど「短気」であると心得よ
商談前の「雑談時間」で空気を掴め
商談の冒頭で「陰の意思決定者」を見定めよ
商談の最中は「アイコンタクト」を外すな
部下は上司の「視野の外」に注意を向けよ
商談において、新人は上司を「集中力」で支えよ
エレベータ・ホールで「最後の一瞬」を感じ取れ
商談の帰り道には全員で「追体験」をせよ
からなず「手土産」を持ってフォローをせよ
顧客に対する「操作主義」を捨てよ
顧客の「かけがえのない時間」を大切にする
30代 経営者・役員
私は保険代理店の経営に携る者です。
ある「営業セミナー」に参加していた際、
そのセミナーの講師が
「この中で自分がプロであると思う人は」と問いかけました。
「プロでありたいとは思うけれど、それを決めるのはあくまでもお客様だ」
と考えておりましたので、私は挙手しませんでした。
その講師の方は、「手を挙げない人はダメだ」というような言い方をされていましたが、
とても違和感を覚えていました。
そのすぐ後に、『営業力』が出版され、拝読させて頂いたころ、
「わが意を得たり」という、とても共感できる内容でした。
今回、『未来を拓く君たちへ』も購入し、再び感動を頂き、
このサイトにアクセスさせて頂いた次第です。
私の周囲の方々にも、ぜひ推薦したい内容です。
趣味が読書なのですが、
自信を持って他人に薦められる本とは、なかなか出会えません。
この本は、私の読んできた中でも、間違いなく「最高の著作」の1つです。
おかげ様で、これから「命を使う」仕事にまい進していく「覚悟」ができました。
これからの田坂さんのますますのご活躍を心よりお祈りしております。
30代 会社員
『営業力』『企画力』を読ませていただきました。
ありきたりの感想ではありますが、とても参考になりました。
たくさんのこと教えていただき、ありがとうございました。
2冊の本は、最高の小説です。
ページをめくるのが楽しみで、夢中で読みました。
機会があれば、今度は、田坂さんのお話をお伺いしたいです。
読者
『営業力』『企画力』を両方とも読ませて頂きました。
『営業力』は、日頃私が営業活動で感じていた事を
そのまま表現して頂いたと感じて驚きました。
(私の考えよりもご本の内容の方がもっともっと立派だったですが)
よくぞここまで書いてくれたとも思いました。
日頃感じていることでも、なかなか文章には出来ません。
脱帽します。
私の仕事のそして人生の参考書とさせて頂きます。
原点復帰する意味で、何度も読み返します。
ありがとうございました。