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著書

著書

『創発型ミドルの時代』

『創発型ミドルの時代』

出版社
日本経済新聞社
出版日
1997年7月

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企業情報化の嵐の中で、
「パソコンの使えない中間管理職は生き残れない」という声や、
「中間管理職は不要になる」という意見が溢れていますが、
本当にそうなのでしょうか。

例えば、生き残れないのは
「パソコンの使えない中間管理職」ではなく、
「深い暗黙知を持たない中間管理職」なのではないでしょうか。
逆にいえば、豊かな暗黙知を持った中間管理職の役割は、
これからますます大切になっていくのではないでしょうか。

この本では、そうした視点に立って、
新しい時代のミドル・マネジメントに求められる
高度な能力や仕事のスタイルについて語っています。

目次

第 1章 「中間管理職不要論」に脅えるな。
「創発型ミドル」へと進化せよ。
第 2章 「情報機器の扱い」に目を奪われるな。
「情報の扱い」に熟達せよ。
第 3章 「データ」の共有で終わるな。
「ナレッジ」と「ノウハウ」を共有せよ。
第 4章 「業務用語」だけで伝達を行うな。
「生きた言葉」で対話せよ。
第 5章 「人脈」に頼って仕事をするな。
豊かな「共感の場」を創出せよ。
第 6章 業務連絡の「道具」にするな。
マネジメントの「鏡」として活用せよ。
第 7章 「リーダーシップ」にとどまるな。
「プロデューサシップ」へと成熟せよ。
第 8章 「根回しによる合意形成」にこだわるな。
「衆知を集めた単独決断」に挑戦せよ。
第 9章 「ビジネスマン」の教育で満足するな。
「イントラプレナー」を育成せよ。
第10章 「フォロワー文化」に染まるな。
「ボランティア文化」を創造せよ。

評者からのメッセージ

  • 安易なリストラに押し潰される管理職世代に光
    (日経ビジネス,1997年10月)
  • 著者と30分 『創発型ミドルの時代』
    (人事マネジメント,1997年11月)
  • 複雑系のマネジメント10の発想転換
    (トップポイント,1997年10月)
  • サイバー時代のビジネスとメディアのあり方問う12冊
    (E-Planner,1997年10月)

読者からのメッセージ (本書のご感想を、ぜひともお寄せください。)

40代 会社員

以前から、田坂さんの著作だけでなく、全体的な「生き方」、
失礼でなければ「生き様」のようなものにレゾナンスを感じておりました。
もっと、どっぷり浸からせていただこうかと思っています、
自分を見失いそうになる会社生活のなかで、
もう一度、確かな自分らしさを取り戻すために。

30代 会社員

今回の講演では、
何よりも田坂さんの「言霊」の強さに感動させられました。
そういう意味で「情報共鳴力」というポイントに意を新たにしました。
感情のパワーと、それを上手く動員できる能力が、
これからのマネジャーには重要なスキルとなってくるんだと思います。

田坂さんが最初にいった、
「部分ではなく全体として流れるものを感じてほしい」という点、
「大局観」「運・勘」「分析不能性」「計画無効性」
「分割不能性」「法則無効性」「予測不能性」といったところから、
田坂さんは形式知のみでの経営の限界を言っているのだと感じました。
「効率化」というテーマのもと、欧米式の形式知偏重の仕事の仕方に重きを置いてきましたが、
この新たな(しかし東洋古来のものでもある)視点で見直したいと考えます。

私の今の最大のテーマは、自分自身の成長です。
何故なら自分自身の成長だけが、
私と私が属する組織の成功の糧になると強く信じるからです。
田坂さんの講演に触発され共鳴した私の感情のパワーを是非維持し続けて、
素晴らしい部下が「育つ」ボスを目指したいと思います。

私のような若手(34才)が、
この複雑な環境下で戦略を体現できる人材に成長するには、
他を知り、その中から自分独自の拠り所となる視点を得る事が重要と考えています。
(それなくして大局観など生まれない!)
純血主義はややもすると視点の狭い人間の培養にしかなりません。
企業には、極論すれば、優秀な人材を転職させ、
そして再度彼(女)らを雇うという、
まさにパラダイムというか価値観のジャンプが必要だと感じています。

今度機会があれば、是非田坂さんの人材育成のお考え、
それも育てる観点ではなく、「育つ」という視点でのご意見を聞ければと思います。
再度、与えて下さったインピレーションに御礼申し上げたいと思います。
有り難うございました。

会社員

田坂さん、感動を与えていただき、ありがとうございました。
タンポポの話には感動しました。
田坂さんの本は、何冊か読ませていただきました。
中間管理職を叱咤するもの、
ウィークリー・メッセージのすばらしさを書かれたもの、
金融の未来の姿に関するもの。
いずれも読むうちに引き込まれ、
時間を忘れてしまうことがしばしばでした。

私は、今42歳です。
中間管理職として、これからの生き方を模索しているところです。
そんな時、田坂さんの本を読み、
まだまだこれからだと元気づけられました。
これからも、田坂さんの書かれた本を
自分の体験に生かしていきたいと思っています。
是非、書き続けてください。

会社員

たった今、『なぜ日本企業では情報共有が進まないのか』を読み終えて、
このメールを書いています。

『創発型ミドルの時代』
『なぜ日本企業では情報共有が進まないのか』
を読ませていただいた感想を書いてみたいと思います。

心得その1から始まって7項目の中で、
たった1ヶ所、意外だと思った記述があります。

それは、
「プロフェッショナルとして評価の高い人間にかぎって、
不思議なほど人格者であるという意外性」と書かれていたことです。

私は常々、
「専門的知識、技術を駆使して
Q、C、Dを守りながらやり遂げる能力がある人」
「人心を収攬できる人間的な魅力がある人」をプロフェッショナルだと思っていました。
技術力や専門性に特化しただけの人格の無い人間は、
単なるスペシャリストではないかと思います。
極論ですが、スペシャリストに人格が備わるとプロフェッショナルに近づく、
と言ったほうが良いかもしれません。

とは言いつつも、2冊の本はうなづくことばかりで、
仕事をする上でも勇気づけられます。
7つの心得となっていますが、
やっぱり最後の「こころの生態系」にすべてが帰結されると思います。

私は小さいながらも一つの課を任されて、
パソコンを中心にしたソフトウエア開発を業務として行っています。
いつも課のメンバーに、
「どう人の役に立つかを考え、実行することにこそ人間の存在意義があり、
そのためにお金をもらうのがビジネス、
もらわないのがボランティアだ」
と言ってきました。

「両方のバランスを考え生きて行く必要があり、
どちらが突出してもダメだ」
とも言ってきました。
そういう考えに共鳴してくれたら、
あとは自然に七つの心得は達成されていくものだと楽観的に構えています。

ただし、決して考え方を押し売りしている訳ではありません。
手前味噌ですが、結構共感を得ているようです。
やっぱり人間に関する知識がすべてであり、
時代を超えて普遍的であると思います。
長々と書いてしまいましたが、
先生の本は自分の考えが間違っていないという安心感を与えてくれます。
次作も期待しております。

40代 経営者・役員

いつも書籍や記事を楽しみにしています。
もう田坂さんに出会って4年経ちますが、
私の仕事、考え方にとても良い影響を与えていただいています。
これからも素晴らしい気づきをいただけること楽しみにしています。

30代 会社員

私は、都市計画・地域計画に関するコンサルタント業務に携わっています。
まさに、智恵の値打ちが企業利益の主要な源泉に直結する職業です。

弊社は、今、新しい時代に大きく飛躍するために、
GIS=地理情報システムを自社の社屋に併設して、
GIS分野での新たな市場開拓を進めています。
また、全社員一人ひとりが新しいビジネス分野の開拓者になるべく、
その方針を定めた「ビジネスプラン」を掲げ、その着実な取組みを進めています。

私は立場的に、こうした新しい取組みを推進する役割を担当していますが、
ビジネスプランを推進するための色々なアイデア・智恵・着想を、
田坂さんの本から得ているところが多いです。

大変だとは思いますが、今のペースを保って、
面白い、心に響く書を、どしどし世に送り出して下さい。
必ず購入させて頂きます。

会社員

講演会「なぜ我々は働くのか」の模様を、
先日カセットテープにてお聴きする機会がありました。
ご著書については、
『創発型ミドルの時代』『金融業の進化 10の戦略思考』
『こころのマネジメント』などを拝読し、
非常に共感を覚えるところ大でありましたが、
最も心に響いてきたのが『仕事の思想』でした。

これこそが今、私がもっとも考えているテーマであり、
本の1行1行がスッと心の奥にしみわたるような気持ちで、
一気に読ませていただきました。
自分が求めていることに対して、
これほど波長のあう文章に出会ったのも、
これが初めてではなかったかと思います。

本を読むまで私も
「今の時代ほど仕事の思想が求められている時はない」と、常々考えておりました。
世はリストラ、能力主義ばやりで、
今まで会社に対し、無思考でパラサイトしてきた人々が、
結果として右往左往しているのが現実です。
何のために働いているのか、仕事にのみ埋没していてよいのか。
一体仕事に何を求めているのか。
一見青臭い問いかけのようですが、社会の先行きが不安なだけに、
実は年代を問わず、今誰にとっても非常に大切な問いかけではないかと思っています。
特に新卒で入社してくる若い人ほど、
その問いかけは大切ではないかと考えています。

お話の中にあった「見果てぬ夢」。
私も松本幸四郎「ラ・マンチャの男」の舞台が大好きで、
今まで二度観たことがあります。
一度目は20代前半、前職の銀行に勤務しはじめて間もない頃に東京で。
二度目は昨年、久しぶりに大阪公演があった時です。

その中に「事実は真実の敵なり」という言葉があります。
かっこいい言い方にはなりますが、
私も常に真実、あるべき姿を追い求めていきたいと考えています。
田坂さんのお考えに共感する地方の一読者として、
これからもご活躍を切にお祈りいたしております。

50代 経営者・役員

ご著書に出会い、私の経営戦略が大きく変ったように思います。
特に「複雑系」の考え方に接して、大きな変化点になったと思います。
また、「複雑系」を参考にしながら、
経営者仲間10社でソリューションサービスサイトを立ち上げ、
好評を得て様々な媒体でも紹介されました。

私は毎月、全社員に対して自分の読んだ本の中で、
良かったと思うもの、社員の人たちに是非読んで欲しいと思うものを
「今月の推薦本」として紹介しています。
今までに紹介したご著書は、
『仕事の思想』『創発型ミドルの時代』『意思決定 12の心得』などです。
これからも、紹介をしていきたいと思っております。

40代 読者

現在の組織や個人の活動途上で見受けられる葛藤や矛盾に対して、
心や言葉の視点から発せられるメッセージから、
多くの「気付き」を得ることができました。
また、今後も得ていくと思います。

今まで、自らの心身ともに苦しい場面では、
田坂さんの著作やサイトにお世話になりました。
私は田坂さんのメッセージに「感電」して、
パワーを得て成長したのかなと感じています。

私は自らの体験を生かし、
「セルフエスティーム」や「コーチング」を応用した
個人や組織の生産性向上を支援するビジネスモデルをつくり、
社会貢献していこうと考えています。
田坂さんへの思いを寄せるにあたり、
以前よりも自己基盤が強固になった自分に気付きました。

30代 経営者・役員

栃木県で製造業を営む経営者です。
いつも先生の著作を拝読し、その度勇気づけられております。
一層のご活躍を期待しております。

20代 学生

僕はこの時代を自分の成長に活かしたいと思っています。

50代 経営者・役員

創発型組織の概念のお陰で、
私がつくっていきたい会社の未来像をイメージできました。

ご講演「なぜ我々は働くのか」では、
明快なる回答をしめしていただき、心惹かれます。

20代 学生

京都で大学に通う者です。
『創発型ミドルの時代』の一部分をサイトで拝見しました。
「日本は、そろそろ器の大きなビジネスマンを
育てていかなくてはならないのではないでしょうか」(中略)
という「人脈」から「共感」へのシフトについて論じられていたとき、
時代の流れを感じました。
その時、何か説明しがたい「感覚」になりました。
その「感覚」を突き詰めてみたいと思っております。

40代 会社員

過去、何度か講演でお話をお聞きしました。
また、『創発型ミドルの時代』以降の目に付いた著書を拝読し、
その独特の話法と物事に対する着眼点や考え方にいたく感心しております。
人間の機微にも精通され、メンタルな親近感もあり、
失礼ながら、同じ時代を生きる等身大の哲学者として注目しております。

会社員

さっそくですが、「創発型マネジメント」に感銘しまして、メールを打つことにしました。
資本の大小に関係なく、競争力ある経営資源があれば、
環境関連、特に資源再生分野でのニッチを
独自の市場とすることが可能ではと思い、
幾つかの企業に構想を話したところ、
ネットワーク化しようということになりました。

しかし、枠にはまり活力を喪失しないために、
このグループの行動規範は、
束縛されない自由提携関係を前提とすることを掲げました。
そんな時、グループの一人から紹介してもらい、
田坂さんに出会った次第です。
ありがとうございます。
目から鱗が落ちる思いです。        

会社員

本日、紀伊国屋書店で
『創発型ミドルの時代』を見かけ、一気に読みました。
毎月一回の社長月度放送があった日でもあり、二重の感激でした。
放送は、21世紀に向けての変化と、
当社の働き方をどう変化させるべきかがテーマでした。
我々、中間管理職が、
今後どのように変わるべきかを考えながら聴きました。
この書を読んで、
放送のテーマに対する答えが、次々と浮かびました。
ありがとうございました。

また、この3日間、NHKスペシャル「生命」全5巻を読みました。
今後必要となる人材には「生態系思考」が必要との項には、
生命の進化の過程と類似する部分が多く、驚きました。
自らが常に、志を高く持ち、
ボランティア文化を創造する気概を持ち、
行動する決意をしました。

40代 会社員

管理型のマネジメントにかわる新しいマネジメントに興味をもちました。
また、暗黙知や資格以上のスキルリーダーのあり方、企業のあり方など、
感銘を受けるものがあります。

会社員

昨日のお話を大変面白く拝聴しました。
昨今のインターネットをめぐるマスコミの喧騒や、
わが社でもご多分に洩れずネットワーク構築の流行に追随してる様子を見ながら、
常々「何か違うな」という漠然とした疑問を感じていましたが、
お話を聞いてその正体が何か晴れました。

「人間」を置き忘れていたわけですね。
「情報化」と「情報機器化」の違いにどうやら気付かず、
一生懸命に機器化にうつつを抜かしてる間に、
肝心の「人間」を置き忘れてしまったようです。

後続の事例発表をこの観点から注意して聞いていたのですが、
どうやらデータレベルの情報の域を出てないようです。
ノウハウ、智恵へと情報レベルを高めて組織の力にまですることは、
言うべくして実際はかなり難しいようです。
但しこの事の重要性が、それによって損なわれるわけではないので、
私達は身近な処からハイテクにふさわしい
ハイタッチの人間関係を自分の持ち場で築かなければならないと感じているところです。
逆説的に感じる事は、不易流行、
孔子或いは芭蕉の時代から人間はそれほど変わらない、
または変われないものだということです。

会社員

本日の講演、興味深く拝聴しました。
特に「マネジメントの鏡」のところは、
まさに中間管理職であり、
部隊を一つの目的のために動かしていく立場の自分にとって、
身につまされる思いで聞いておりました。

弊社もご多分に漏れず、一人一台の端末導入は終わり、
今まさに「情報(単なるデータではない)の共有と智恵の融合」を合言葉に
営業マンのスキルアップと営業効率の改善・経営のスピードアップをはかるための
「営業支援システム」なるツールを開発し、活用の第2段階に入っています。

ポイントになると思われるのは、今日の話にも出ていましたが、
成功事例の情報開示と担当者のインプットデータに対する、
適切でタイミングのあった指示・アドバイスではないかと思っています。
上記のために試行錯誤を繰り返しながら、
インプットしやすいような仕掛けをしてみたり、
成功事例の開示を統轄部門から流してみたりしております。

また、人間に関する情報の部分は、
目から鱗が落ちた気持ちになりました。
今後、今日のお話を教訓にさせていただき、
我が部隊のイントラネットの活用を十二分に工夫していきたいと思います。
大変参考になるお話をいただき、有り難うございました。

40代 会社員

『創発型ミドルの時代』を読ませていただきました。

私は現在46歳で、会社では人事関係の中間管理職位にあたります。
電子メールについては1991年から仕事で使っております。
時代の変わりを感じているところであります。

私自身はパソコンそのものの技術に関心はありませんが、
電子メールによる快適さを感じております。
貴著のなかでの「データの情報共有だけでなく、
ナレッジ、ノウハウという情報の共有が重要である」というご指摘には、
我が意を得たりと思います。
これは田坂さんが実際に電子メールを
お使いなられていることからくるものとか思います。
その他にも何かと啓発される書でございました。

会社員

ご講演を拝聴し、『創発型ミドルの時代』を拝読しました。
特に「企業文化をどう変革するか」についてのご指摘は、
常々小生の悩むところであり、強く共感いたしました。

小生は保険会社に勤務しており、
現在展開中のイントラネット基盤の管理職教育を担当しております。
現場管理職にとって、
イントラネットは単なる競争力強化のインフラとして捉えられがちであり、
「同僚といえどもコンペティターである」という文化がある中では、
「ボランティア文化」はなかなか発想できません。

「仕事の報酬は仕事である」というメッセージを大事にし、
できるかぎり職場に伝えたいと思います。
ますますのご活躍をお祈り申上げます。

50代 会社員

「仕事への取り組み方」「生き方」を学びたく、参加させて頂きます。
『複雑系の経営』『創発型ミドルの時代』の目次を書斎に貼り、
「迷い」が出た時に、本の中身を思い出し
「判断の基準」とさせてもらっています。

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