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著書

著書

『イントラネット経営』

『イントラネット経営』

出版社
生産性出版
出版日
1996年6月

Kindle版あり

Amazonで購入する

イントラネットを語ることによって、経営を語る。

この本がめざしたのは、そのことです。
すなわち、この本は、
イントラネットという情報システムについて語ったものではありません。
イントラネットという情報システムを語ることによって、
これからの経営やマネジメントの進化について語ろうとしたものです。

この本は、5年前に出版したにもかかわらず、
類書の大半が書店の店頭から姿を消した後も、
多くの人々に読んで頂いている不思議な本です。

目次

第1章 いま、なぜ「イントラネット」か?
第2章 イントラネットが生み出す情報共有の新潮流
第3章 イントラネットが変える意思決定のプロセス
第4章 イントラネットが創造する中間管理職の役割
第5章 仮想企業体への進化を加速するイントラネット
第6章 電子商業空間と融合するイントラネット
第7章 スマート・コーポレーションの創造

評者からのメッセージ

  • Books 話題の本を読む
    (日経ベンチャー,1996年10月)
  • イントラネット経営
    (日経パソコン,1996年7月)
  • 私の推薦する本
    (しろく判,1996年10月)
  • イントラネット経営
    (NETWORK NEWS,1996年7月)
  • 最強インターネット本はこれだ!
    (最強パソコン本はこれだ,1997年3月)
  • ITに強くなるためのブックガイド
    (月刊 総務,1996年12月)

読者からのメッセージ (本書のご感想を、ぜひともお寄せください。)

60代 経営者・役員

何気なく本屋で『複雑系の経営』を買って拝見し、
すっかりファンになりました。
今までの「理論」に関するとらわれが、
洗い流される思いがいたしました。
そこで、『イントラネット経営』『複雑系の知』を取り寄せて、全部拝見しました。
ノーツのスゴイ威力を体験しています。
お考えの「骨太さ」と、人に対する「やさしさ」を感じます。

私は、1941年生まれで、
年商700億円の小売業の社長をやっています。
講演がございましたら、お話をお聴きしたいと思っています。

ご参考までに社内メッセージをお送りします。

社長メッセージ。
以下、著者は言っています。
イントラネット=「情報受発信システム」+「情報共有システム」+「協働作業システム」。
イントラネット=「敏感に環境を感受する能力」+「迅速に意志を決定する能力」+「柔軟に組織を変容する能力」。
イントラネットを語ることによって、イントラネットを語ることは出来ない。

今イントラネットがブームである。
ビジネスの世界において、一つのキーワードがブームになる背景には、
必ず、経営現場のニーズがある。

イントラネットを語ることは、企業進化のビジョンを語ることであり、
企業進化のビジョンを語ることなく、イントラネットを語ることは出来ない。
経営現場を語ることによって、イントラネットを語り、
イントラネットを語ることによって、企業進化を語りたい。

私は、この著者に大変感銘を受け、深く共鳴しました。
この考え方で進んでいきたいと思っています。
私は、何回も読んで味わっています。
これは、知識の本ではなく味わう本です。
諸君にも、ぜひお薦めしたいと思いました。

会社員

本日ご講演を拝聴させていただきました。
製薬会社の研究部門に所属する者です。
イントラネット関連のテクノロジーのお話だと案内を受けていたので、
正直なところ「いまさら」と思っていたのですが、
体験に基づいた経営論、マネジャー論を伺うことができ、とても勉強になりました。
今晩は、もう一度、自身の企業人としての目標について、
じっくりと考えてみたいと思っています。

当社の情報インフラの整備はまだ遅れており、
ようやく社内メールのやりとりが、
特定の部署間の限られたパソコンのみで、できるようになった程度です。
そのため、電子メールを全く体験したことのない者がまだ多数存在し、
通信ツールとして定着させるには、まだ時間がかかりそうです。

しかし、これまでは上位職に電子メール利用を促す言葉として
「便利ですよ」程度しか言えなかった私ですが、
「部下の言葉を聞き届けるツールとして有用ですよ」
「ウィークリー・メッセージは部内の活性化に役立つかもしれませんよ」
と提案してみたいとも思っています。
本日は本当にありがとうございました。

会社員

昨日のお話の中で、最大の隘路は、やはり
「イントラネット経営が、ボランティア=自発性に支えられている」
ということだと思います。

自発性が発揮されるためには、
「従業員が人に評価されることを期待して行動する」
という依存型の人間から、
「人に役立っていることに喜びを見出す人」
という自立型の人間になる必要があるとのことでした。
その自発性は、イントラネットという道具立てを整えれば、
従業員の意識は自然に変わるというご趣旨でしたが、
現実には、そう簡単ではないということは、経験的に判っております。

この問題は、経営の問題というよりも、
寧ろ日本人の国民性に依るところが大きいと思います。
他者との比較に自己の満足の基準(ブランド信仰)をおいたり、
過程よりも結果を重んじる気風は、日本人の根底に流れるものです。

日本では、寄付を受けたものが寄付をした人にお礼をするのが常識ですが、
外国では、寄付をしたものが、礼状を書くということが常識とのこと。
つまり、人の役に立つということは、
人に感謝されることに喜びを見出すことが動機になるのではなく、
人の役に立って、自己の内的動機づけを充足させるためにするとのことです。
根本的な行動原理に違いがあります。

この両者の間には、
結果は同じであっても、その行動姿勢には大きな隔たりがあります。
人の役に立つことをするのは、自分の為であって、
それによって感謝されたり、評価を受けたりする為ではない
という基本哲学が無い限りは、
本当の意味でボランティアは成立しないと思うわけです。
日本で、いま一つボランティア活動が盛り上がらないのも、
この国民性の違いに根差しているのではないでしょうか。

この低成長の時代では、ポストが増えるわけでなく、
従来の評価=昇進=生きがいという、
従業員のモチベーションが通用しなくなっています。
田坂さんのいう「仕事の報酬は仕事だ」という考えに、
従業員を変えていかなければならないはずです。
今、必要なことは、イントラネットを導入すると同時に教育との両輪で、
社員の動機付けを変えていかなければならないと思います。
私は、このことに早く経営者が気付いてほしいと思っております。

会社員

『イントラネット経営』を拝読しました。
たいへん面白く読ませていただきました。
そして、非常に勇気づけられました。

私は、パチンコ関連の調査・コンサルティングなどを行っている会社で、
情報の共有を推し進めるセクションにおります。
そこで、「イントラネット」の有効性を確認したい思いで、
『イントラネット経営』を購入しました。

拝読して、今まで電子メールを利用したり、
他の紙媒体なども使いながら、
社内や社外に対してやってきたことが、
それほど間違っていなかったような気がしてきました。
ありがとうございました。

今後も、田坂さんの著作に触れることを楽しみにしております。
ご活躍をお祈りしております。

会社員

『イントラネット経営』を読ませていただきました。

現在、私どもが行っているビジネスは、
お客様に「イントラネット」を説明し、
ソリューション(商品やサービス)を提供することです。
私の部門が販売している商品は、
まさに、第2章で記述されたことを実践するための
第一ステップに最適だと考えています。
「イントラネット」をセールする人間には、本書を薦めたいと考えています。

実際のお客様の中には、
「まだまだ、自社ではLANやインターネットなんか・・・」
とおっしゃる方もかなりいらっしゃいます。
それらの方に対しては、弊社のセールス部隊に本書を理解してもらった上で
「イントラネット」のビジネスを展開していきたいと考えています。

また、社内でも、個人のホームページを作成して、
「ナレッジやノウハウ」の共有を実践しています。
本書に書かれているように、プライベートな情報も満載で、
中には個人のホームページがテニス部のホームページになっているのもあります。
なお、私のホームページには、本書を紹介させていただく予定です。

一方、組織的には技術本部として、
まさに新しいビジネスを作り出す、インキュベータ的な役割も担う必要があります。
その中で「ネット・インキュベータ」というコンセプトは、
すぐにでも役立てていかなければならないと感銘しました。

最後になりましたが、今まで、頭の中でもやもやしていたものが
非常にすっきりと整理された感があります。
御礼を申し上げます。
長々と勝手なことを書かせていただきましたが、
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

会社員

『イントラネット経営』を読ませて貰いました。
今後の社会の流れが掴める思いです。
イントラネットがこの2、3年の内に大きなうねりとなって、
企業から実生活まであらゆる場において取り入れられ、
各家庭に光ファイバーが設置されると、産業革命が起ることが想像されます。

情報を「データ」「ナレッジ(知識)」「ノウハウ(智恵)」
の3つに分類されたことにより、
情報の本質を考える上で大いに参考になります。
今後、特にノウハウの情報を
的確に簡単に短期に獲得するための方法を確立することが、
重要な課題となると思います。

そこでノウハウを共有するための三つのポイント
「ノウフー・イエローページ」「個人ホームページ」「呼かけシステム」のなかで、
「ノウフー・イエローページ」を興味深く読ませてもらいました。
これを利用すれば、世界中の人材の最適化した
プロジェクトチームを簡単に作ることが出来るのではないか、
と想像したからです。

一方、最後の章のイントラネットを活用する企業の未来像である
「スマート・コーポレーション」という概念が、今ひとつ分りません。
読解力の無さだと思いますが、
出来ましたら分りやすく、
語りかけるような言葉で表現して貰えればありがたいです。

本書を読むことにより、
今後イントラネットに関する情報をフォローして行くことが重要だと、
益々その意が強まりました。
今後もイントラネットを世に知らしめるべく、
出来ましたら語りかけるような言葉で発表して下さることを希望します。

会社員

『イントラネット経営』の研究会に参加させていただきました。
大変有意義で参考になるお話を拝聴させていただき、
ありがとうございました。

「生きた言葉」「物語性」「ノウフー」
「仕事の報酬は仕事」「中間管理職(ミドル)のPCの取組み」などは、
特に今後の業務に参考にさせていただきたいと感じております。

と申しますのは、やっと今になって
電子メールの導入検討の取り組みを始めたからです。
3年前より、当時の情報システム部の立場から
電子メールの導入を働きかけていたのですが、
理解を得られませんでした。
一方、今年4月に現職務を担当することになり、
今度は旗振り役をしなければならない立場になりました。

電子メールに対する社内の意識を考えるにつけ、
まだまだ多難を感じますが、
「何とかしなければ」との気持ちは強く努力していきたいと思います。
研究会での講義には勇気付けられました。
大変ありがとうございました。

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