Kindle版あり
これからやってくる知識社会においては、
「専門知識を持った人材が活躍する」
「高付加価値の商品が売れる」
といった、これまでの「常識」は、
「古い常識」となっていきます。
それゆえ、我々は、「古い常識」を捨て、
「ネクスト・コモンセンス」、すなわち、
「次なる常識」を身につけなければなりません。
本書においては、その「次なる常識」を
「66の新常識」として語りました。
序 章 知識社会の「次なる常識」とは何か
第1章 知識社会で活躍する「人材」とは何か
第2章 知識社会で成長する「企業」とは何か
第3章 知識社会で到来する「市場」とは何か
第4章 知識社会で成功する「事業」とは何か
終 章 これから知識社会で何が起こるのか
会社員
私はアメリカの情報教育機関のパートナーとして、
甲府市内で小中学生向けの情報教育、起業家教育をしています。
田坂さんのお話によって、
普段感じていることを明快に整理することができました。
ありがとうございます。
さて、智恵の体得、人間力の涵養は、
今後の初等教育に極めて重要なコンセプトです。
しかし、子どもの教育は母親が握っており、
多くの母親は目先にとらわれ、世の中が見えていません。
当面、知識偏重から抜け出ることがでません。
その間にも、子どもたちはどんどん成長してしまいます。
シンポジウムに参加していたビジネスマンは、
人間力の重要性を十分理解できると思いますが、
母親の思考回路を変えることも必要であると思っています。
読者
現在私は米国で仕事をしています。
これまではMBAの手法に非常に興味があり、
これが日本社会に欠けているものと信じて、
本を読んでは職場で実践し、格闘していました。
かなり改良されたとは感じているのですが、
逆に「何かが足りない」という不思議な感覚を持つようになりました。
2年前に新しいプロジェクトを起こしたときに、
どうデータを集めても、
将来予想にコンサーバティブな日本企業を説得出来ませんでした、
そうこうしている間に、仕事は「理論」だけでなく、
むしろ「情熱」の方が大事であると体感しました。
常に情熱を持ち、誠実で且つ論理的にも説得しながら
クリエイティブに仕事をすることが大事であると感じていた頃に、
本屋で田坂さんの『これから知識社会で何が起こるのか』
『ネクスト・マネジメント』を読み、感動しました。
独特の文章の書き方、語り方に説得力があり、
目先のテクニックにとらわれず、
大きな視点で、西洋思想(左脳)と東洋思想(右脳)の
統合を試みておられるところが非常に興味深かったです。
30代 会社員
はじめまして。
田坂さんの本をよく読ませていただいております。
スキルではなく、メンタル世界から深くアプローチをする世界が、
言葉では言い表しにくいのですが、何かをつかませてくれそうな、
そのような気持ちを抱き、読んでおります。
今後ともよろしくお願いします。