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風の対話
なぜ、いま「働き甲斐」が求められるのか
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収録内容
働き甲斐や働く喜びとは、昔から、大切にされてきた価値観。
しかし、それが、複雑系経済、知識経済、自発経済の拡大に伴って、
新たな意味を持って問われるようになる。
このシリーズでは、そのことをテーマとして、
全6回にわたって、次の話をしました。
第1回 仕事における「ジョイ・ファクター」とは何か
第2回 私にとっての「ジョイ・ファクター」とは何か
第3回 智恵を学ぶとき、智恵が生まれるとき
第4回 集団における「知の創発」が起こるとき
第5回 ボランタリー経済の時代と「働き甲斐」
第6回 どうすれば「働き甲斐」を高められるのか
(2007年収録)
このシリーズの第1回、
仕事における「ジョイ・ファクター」とは何か
私にとっての「ジョイ・ファクター」とは何か
を、下記より試聴いただけます。
第1回 仕事における「ジョイ・ファクター」とは何か
私にとっての「ジョイ・ファクター」とは何か
去る1月19日から21日の3日間、
ニューヨークに本拠を置くジャパン・ソサエティが
創立100周年を記念して実施している
「日米イノベーターズ・プロジェクト」の一環として、
東京において、リトリートが行われました。
この会合の冒頭に、キーノートとして、
私が、「ジョイ・ファクター」について述べました。
仕事における「働く喜び」や「働き甲斐」について
その根本にある思想について述べるとともに、
なぜ、いま「ジョイ・ファクター」が時代のテーマとなるのか、
そのことを、「知識社会」「複雑系」「ウェブ2.0革命」などを
キーワードとして、述べました。
このシリーズでは、このキーノートで語られた内容を、
その場で語れなかったことも含め、
さらに詳しく述べたいと思います。
この第1回では、まず、
仕事における「ジョイ・ファクター」とは何か
私にとっての「ジョイ・ファクター」とは何か
について話します。
特に、私にとっての「ジョイ・ファクター」とは何かについては、
仕事だけでなく、人生を含め
「偶然」「矛盾」「一回」という言葉をキーワードとして語ります。
第2回 「偶然」を楽しむ 「矛盾」を楽しむ
第1回では、「ジョイ・ファクター」とは何か
について述べましたが、この第2回では、
どうすれば、仕事や人生において
「ジョイ」、すなわち「働く喜び」や「生きる喜び」を
感じられるかを語ります。
もし、我々が、本当に仕事や人生において
深い「喜び」を味わいたいと願うならば、
理解すべき一つの逆説があります。
それは、何か。
「偶然」や「矛盾」を楽しむ。
そのことです。
いま、「いかにして、人生を計画通りに進めるか」
「いかにして、人生を自分の願望通りに実現するか」
といった人生観が溢れる時代に、
我々が気がつくべきは、その逆説でしょう。
この第2回では、そのことについて話します。
第3回 智恵を学ぶとき、智恵が生まれるとき
なぜ、いま「働き甲斐」が求められるのか。
その一つの理由は、「知識社会」が成熟しているからです。
では、「知識社会」が成熟すると、何が起こるのか。
「言葉で表せる知識」が価値を失っていき、代わって、
「言葉で表せない智恵」が価値を持つようになっていきます。
では、その「智恵」を身につけ、
「智恵」を発揮するためには、何が必要か。
実は、そこに、
「働き甲斐」や「ジョイ・ファクター」というものの
大切な役割があります。
この第3回では、そのことについて話します。
第4回 集団における「知の創発」が起こるとき
なぜ、いま「働き甲斐」が求められるのか。
その第二の理由は、企業や市場や社会が
「複雑系」としての性質を強めているからです。
では、「複雑系」としての性質が強まると、何が起こるのか。
新たな価値や秩序が「創発」するようになっていきます。
すなわち、外から働きかけなくとも、自然に生まれてくるのです。
そして、「複雑系」としての企業や市場や社会においては、
新たな知識や智恵も「創発」するようになっていきます。
では、こうした人間集団における「知の創発」が
起こるようにするためには、何が必要か。
実は、この「知の創発」において、最も重要なことは
「エゴ・マネジメント」なのです。
そして、そこに、
「働き甲斐」や「ジョイ・ファクター」というものの
もう一つの大切な役割があるのです。
この第4回では、そのことについて話します。
第5回 ボランタリー経済の時代と「働き甲斐」
いま、社会全体において、なぜ「働き甲斐」が重要か。
その問いに対して、しばしば聞かれるのが、
「社会の生産性を挙げるため」との答えです。
しかし、そもそも「働き甲斐」とは、
社会の生産性を挙げるための「手段」ではなく、
それ自身が、人々の人生にとって
大切な意味と価値を持っている。
では、人々が、
「働き甲斐」を求めて仕事に取り組むとき、
社会において、何が起こるのか。
「ボランタリー経済」(善意の経済)の増大です。
そして、いま、「ウェブ2・0革命」が、
その「ボランタリー経済」を急速に拡大し、
社会における影響力を、
極めて大きなものにしようとしている。
この第5回では、そのことについて話します。
第6回 どうすれば「働き甲斐」を高められるのか
これまで5回を通じて、仕事における「ジョイ・ファクター」、
すなわち、「働き甲斐」や「働く喜び」の大切さについて
語ってきました。
では、どうすれば、我々は、
その「ジョイ・ファクター」を高めていけるのか、
仕事の「働き甲斐」を高めていけるのか。
その問いに対して、個人、組織、社会のレベルで、
それぞれ大切なことを話しました。
個人においては、「夢と志」を語ること。
組織においては、「仕事の彼方」を語ること。
社会においては、「ビジョン」を語ること。
我々が「働き甲斐」を高めるためには、
その三つが、深く求められるのです。
この第6回、シリーズの最終回においては、
そのことについて話します。
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