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仕事の思想
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収録内容
仕事の思想とは、現実の荒波に流されないための錨。
もしそうであるならば、我々が身につけるべきは、いかなる思想か。
その思想を教えてくれる10の言葉とは、何か。
このシリーズでは、そのことをテーマとして、
全10回にわたって、次の話をしました。
第 1回 なぜ仕事に「思想」が求められるのか
第 2回 仕事の「報酬」とは何か
第 3回 「成長」するためには何をすべきか
第 4回 人間の「成長」とは何か
第 5回 顧客との「共感」とは何か
第 6回 いかにして「人間力」を身につけるか
第 7回 「地位」とは仕事の報酬か
第 8回 「困難」に直面したとき何が支えるか
第 9回 仕事の「作品」とは何か
第10回 「夢」は必ず実現するのか
(2005年収録)
このシリーズの第1回、
なぜ仕事に「思想」が求められるのか
を、下記より試聴いただけます。
第1回 なぜ仕事に「思想」が求められるのか
第2回 仕事の「報酬」とは何か
第3回 「成長」するためには何をすべきか
第4回 人間の「成長」とは何か
仕事の報酬は「成長」である、と述べました。
では、「成長」とは何か。
それは、難しい問い。
しかし、敢えて述べれば、ただ一言。
「心の世界」が見えるようになること。
それが、「成長」です。
では、「心の世界」とは、何か。
それには、「三つの世界」があります。
「相手の心の世界」
「集団の心の世界」
「自分の心の世界」
では、どうすれば、
それらの「心の世界」が見えるようになるのか。
今週は、その話をさせていただきます。
第5回 顧客との「共感」とは何か
今回の問いは、
顧客との「共感」とは何か
です。
「顧客」に接するとき、最も大切なものは何か。
この問いに対して、多くのビジネスパーソンは
「顧客との共感」と答えます。
では、「顧客との共感」とは何か。
そのことを考えるとき、いま、世の中に、
不思議なタイトルの本が溢れていることに
気がつきます。
『顧客の共感を得る一言』
『顧客をファンにする方法』
なぜ、我々は、いつも、
顧客に「共感」するよりも、
顧客の「共感」を得ようとするのでしょうか。
我々の心の中に、密やかに存在する「操作主義」。
その「操作主義」に気がついたとき、我々は、
深みあるビジネスの世界に、
足を踏み入れていくのです。
今週は、その話をさせていただきます。
第6回 いかにして「人間力」を身につけるか
今回の問いは、
いかにして「人間力」を身につけるか
です。
ビジネスの世界を歩み、人間成長を求めて歩むとき、
我々の心を励ましてくれる言葉があります。
「小賢は山陰に遁し、大賢は市井に遁す」
その言葉です。
人間としての本当の修行は、山に篭っての修行ではない。
この「修羅の巷」での修行こそが、本当に人間を磨いてくれる。
そのことを教えてくれる言葉です。
我々が日々仕事に取り組むビジネスの現場は、
まさに「修羅の巷」
この矛盾に満ちた世界において、
エゴを持った人間同士が、格闘する。
それは、ときにサルトルの語る
「地獄とは他者なり」の世界。
しかし、そのビジネスの現場にこそ、
最も深き学びがあり、最も素晴らしい成長がある。
では、そのビジネスの現場で
「人間力」を磨いていくためには、
いかなる心得が求められるのか。
今週は、その話をさせていただきます。
第7回 「地位」とは仕事の報酬か
今回の問いは、
「地位」とは仕事の報酬か
です。
いま、「仕事の報酬とは何か」と問うならば、
多くの方々が、「給料や年収」と答えるでしょう。
そして、「役職や地位」と答える方々も、決して少なくない。
たしかに、世の中では、
「君も、この仕事を成功させたら、いよいよ課長だな」
といった言葉が使われるように、
仕事の報酬として「役職や地位」が得られるという考えが
密やかに、ときに歴然と、存在しています。
では、我々、仕事に取り組む人間にとって
いかなる意味で、この役職や地位が、仕事の報酬なのでしょうか。
いま世の中に、一つの考えがあります。
役職や地位を得ることによって、
多くの部下を従え、
多くの予算を使うことができる。
そうした「権限」を手にすることが、仕事の報酬である。
それが、いま、多くの人々が抱いている感覚なのかもしれません。
しかし、役職や地位が仕事の報酬であるという意味は、
実は、まったく違った意味であることに
我々は、気がつくべきでしょう。
役職や地位を得ることによって、
多くの部下の人生を預かり、
多くの部下の成長を支えなければならない。
そうした「責任」を背負うことが、仕事の報酬である。
こう申し上げると、驚かれるかもしれません。
しかし、それが真実です。
今週は、その話をさせていただきます。
第8回 「困難」に直面したとき何が支えるか
今回の問いは、
「困難」に直面したとき何が我々を支えるか
です。
我々は、仕事や人生において、
ときに、苦しみと迷いに満ちた
困難や挫折の時代を迎えます。
その困難や挫折の時代において、
悪戦苦闘する我々を支えてくれるものは、
何でしょうか。
苦しみと迷いの中にあるとき、
我々を励ましてくれるものは、
何でしょうか。
それは、「友人」です。
しかし、それは、単なる「友人」ではない。
決して顔を合わせることもなく、
言葉を交わすこともない「友人」です。
では、なぜ、そうした「友人」が、
我々の苦しみと迷いの時代において、
大きな支えとなり、励ましとなるのか。
今週は、その話をさせていただきます。
第9回 仕事の「作品」とは何か
今回の問いは、
仕事の「作品」とは何か
です。
プロフェッショナルの仕事とは、
「良き作品」を残すこと。
では、仕事の「作品」とは、何か。
この問いに対して、
誰もが思い浮かべるのは、
顧客に提供する「商品」や「サービス」。
たしかに、それは、紛れもなく、
プロフェッショナルにとっての「作品」です。
しかし、忘れてはならないことがある。
プロフェッショナルにとっては、
「商品」や「サービス」以外に、
もう一つの大切な作品が、ある。
それは、実は、名前も形も残らない「作品」。
けれども、それは、最高の「作品」。
今週は、その話をさせていただきます。
第10回 「夢」は必ず実現するのか
今回の問いは、
「夢」は必ず実現するのか
です。
しばしば、世の中で、こうしたメッセージを耳にします。
「夢」は必ず実現する。
「成功」は約束されている。
こうした言葉を聞くとき、我々は、
ときに、深く励まされ、
ときに、強く勇気づけられます。
しかし、その一方で、我々は、
心の奥深くで、知っています。
人生において、「夢」は必ずしも実現しない。
人生において、「成功」は約束されていない。
その現実を、知っています。
では、我々が、自分の人生において、
力を尽くして歩んだにもかかわらず、
「夢」が実現しなかったとき、
「成功」が得られなかったとき、
我々は、
何をもって、
自らを支えることができるのでしょうか。
この「仕事の思想」シリーズの、最終回。
その話をさせていただきます。
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