

ぶつかるときの心得
 高校時代、
 サッカーを始めたときのことです。
 試合中に、
 相手のディフェンダーと、
 ボールの取り合いになる。
 そのとき、コーチから受けたアドバイスがあります。
  ぶつかりそうになったら、
  腰を引かずに正面からぶつかれ。
  腰を引いてぶつかると、
  かえって怪我をするぞ。
 スポーツ部らしい乱暴なアドバイスですが、
 この言葉の本当の意味を、
 マネジメントに携わるようになって、
 理解しました。
 人間関係において、
 心と心がぶつかりそうになったとき、
 「正対」してぶつかること。
 決して「斜」に構えず、
 相手の心に「正対」してぶつかること。
 そのことの大切さを
 教えてくれた言葉だったのです。
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