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風の便り 第106便

詩人の嘆き

  現代は、言葉に「手垢」がついてしまう時代である。

 ある詩人が、そう嘆いています。

  現代のマスメディアは、
  商業主義的な言葉の濫用の中で、
  味わいのある言葉、
  香りのある言葉を、
  「深い思い」を持つことなく使ってしまう。

  そのため、それらの大切な言葉に
  「手垢」をつけてしまう。

 それが、詩人の嘆きです。

 では、我々は、
 大切な言葉が濫用されるこの時代に
 どうすればよいのか。

 その問いを抱くとき、
 我々の心には、一つの考えが浮かびます。

  大切な言葉に「手垢」がついてしまったならば、
  「手垢」のついていない、新しい言葉を創造する。

 しかし、その思いが心に浮かぶ一方で、
 なぜか、全く逆の思いもまた、心に浮かんでくるのです。

  大切な言葉に「手垢」がついてしまったならば、
  さらに深い「思い」を込め、「願い」を込め、
  その言葉を、使う。

 なぜなら、

  「言葉の生命力」

 それを深く信じるとき、
 言葉は、その輝きを取り戻すからです。

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