第10の集い 部下の成長を支えるために
メンバーからのメッセージ
50代 会社員
これまでいろいろな状況の中で、
自分なりに一生懸命仕事に取り組む過程で、
マネジメントをはじめ、さまざまな問題に直面してきました。
「本当は何に価値を置いて仕事をすればいいのか」
「上司はこう言っているが、本当にそうなのか。自分には納得できない」
「どうすれば成長過程にある後輩を指導できるのか」等々。
誰も答えてくれない「なぜ?」に答えを与えてくれたのは、
田坂さんの書物です。
特に、自分が大きな責任を持ったときこそ、
書物の文章そのもの、行間からは、非常に多くのことを吸収してきました。
迷ったときには、「これで良いんだ」と勇気づけられることも多くありました。
ビジネスを期待通り遂行することは益々難しい時代だと思いますが、
これからも著作やメッセージによって啓蒙を続けてください。
微力ながら、応援したいと思っています。
40代 経営者・役員
『なぜ「教育」しても部下が成長しないのか』を拝見しました。
「成長」の方法を教える=「心」の姿勢、
「成長」の目標を定める=「位取り」、
「成長」の場を作る=「空気」という明快な説明には、
はっとさせられるものがありました。
部下を持つ立場として、
今まで部下の「人生」を預かっているという気持ちで接してきたかと考えました。
「自分」の心の姿勢を日々「自分」に問いかけながら、
自分自身の成長=「夢」を部下に語っていきたいと感じました。
田坂さんの著書は、これまでも何冊か読ませていただきましたが、
直接メッセージを聞くチャンスがありませんでした。
今回の「マネジメントの心得」をきっかけとして、
もっと田坂さんの「空気」に触れるとともに、
自分を奮い立たせていきたいと思います。
どうもありがとうございました。
20代 会社員
私は入社6年目になる社会人ですが、
久しぶりに良い話を伺えたと幸せな気持ちでおります。
といいますのも、本日ご講演頂いたお話のような生き方を志しながらも、
時代の流れをみると決して若い人に受け入れられやすい考えではないと思い、
後輩へこのような生き方を示すべきか、
それとも自分一人が守っていくべきことなのかと思い悩んでおりました。
田坂さんがおっしゃっておられたように、
今回の講演の内容は、聞く人によっては単なる「説教」
(お気を悪くされましたら申し訳ありません)と受けかねません。
わざわざ煙たがれることをすることなく、
後輩とは上手くやっていきたいです。
しかしながら、今回のお話をうかがい、
問題は伝える内容ではなく、伝え方の問題であり、
説教と聞こえ煙たがれるのは私の人間性の問題ではないかと、
考えを整理することができました。
本日のご講演は「答えのない課題」と理解しておりますが、
一社会人として、このような問いに対し問い続ける意義を見出せたこと、
また、このことを後輩に伝える勇気が持てたことは、
非常に意義深いものであったと感謝しております。
本日の「感動」を単なる「興奮」と区別していきたいと思います。
今後もこのような意義あるご講演をされますよう希望致しております。
さて、これらのメッセージをご覧になって、
あなたの心には、どのような思いが浮かんだでしょうか。
それが、いま、あなたが生き方と働き方を見つめ直すための
「羅針盤」となる大切なキーワードです。
それでは、そのキーワードを心にとどめ、次の番組をお聴きください。
風の対話
風の講話
- なぜ、「動かそう」とすると部下は動かないのか(マネジメントの心得/第4回)
- なぜ、「教育」しても部下が成長しないのか(マネジメントの心得/第5回)
- なぜ、「優秀な上司」の下で部下が育たないのか(マネジメントの心得/第6回)
風の言葉
さらに考えを深めたい方は、次の書籍をお読みください。