第16の集い 知識社会の事業戦略を学ぶために
メンバーからのメッセージ
会社員
私は不動産会社に勤務して、
海外工場の立ち上げやオフィスビルの賃貸営業等を行なっています。
また、郷里の地域振興等を考える中から
インキュベーション施設・組織について、関心を持つようになってきました。
そのような時に田坂さんの
『これから知識社会で何が起こるのか』を読み、とても刺激を受けました。
特に、産業インキュベーションという考え方に、
今後の重要なヒントがあるような感じがしました。
田坂さんのお話、特に産業インキュベーションについてのお話しを
拝聴させて頂ける講演会等の機会はないでしょうか。
ご教示頂ければ幸いに存じます。
40代 経営者・役員
田坂さんの著書には、新鮮な感動を覚えると共に
多大な影響を受けてきました。
当社は、人口は多いが新たな産業の息吹が聞こえない
典型的な従属的都市において、
行政と共にインキュベーション施設の開設を推進しています。
地域情報化施策との連携で、
CDC機能も持たせることになるのですが、
新産業創出という観点では、なかなか明確な議論が出来ていません。
恐らく、これから行政で決定する、
インキュベーション・マネージャーの裁量に関わることになりそうです。
私はこれだけニーズが多様化する社会においては、
まずはローカルにおける実践が必要で、
それを踏まえてグローバルな展開を目指すべきと考えています。
これから数年かけて、
地域における産業生態系の創出が不可欠であると認識しています。
40代 会社員
田坂さんの著作を読んで、
仕事にその思想を少しずつ取り入れて2年が経ちますが、
その成果が現れはじめました。
私は、会社の真の資産は、
不動産や財務上のキャッシュフローの多寡ではないことを訴え続けてきました。
顧客からの信頼の多寡が本当の会社の資産であることを、
顧客サービスの充実で証明しつつあります。
これからは、商品ではなく、
顧客の望むサービスを提供することと、
他業態とのコラボレーションによる相互サービスの提供が、
成功の鍵であると信じています。
さて、これらのメッセージをご覧になって、
あなたの心には、どのような思いが浮かんだでしょうか。
それが、いま、あなたが生き方と働き方を見つめ直すための
「羅針盤」となる大切なキーワードです。
それでは、そのキーワードを心にとどめ、次の番組をお聴きください。
風の対話
風の言葉
さらに考えを深めたい方は、次の書籍をお読みください。