第5の集い 知的プロフェッショナルをめざすために
メンバーからのメッセージ
読者
現在私は米国で仕事をしています。
これまではMBAの手法に非常に興味があり、
これが日本社会に欠けているものと信じて、
本を読んでは職場で実践し、格闘していました。
かなり改良されたとは感じているのですが、
逆に「何かが足りない」という不思議な感覚を持つようになりました。
2年前に新しいプロジェクトを起こしたときに、
どうデータを集めても、
将来予想にコンサーバティブな日本企業を説得出来ませんでした、
そうこうしている間に、仕事は「理論」だけでなく、
むしろ「情熱」の方が大事であると体感しました。
常に情熱を持ち、誠実で且つ論理的にも説得しながら
クリエイティブに仕事をすることが大事であると感じていた頃に、
本屋で田坂さんの『これから知識社会で何が起こるのか』
『ネクスト・マネジメント』を読み、感動しました。
独特の文章の書き方、語り方に説得力があり、
目先のテクニックにとらわれず、
大きな視点で、西洋思想(左脳)と東洋思想(右脳)の
統合を試みておられるところが非常に興味深かったです。
30代 会社員
『知的プロフェッショナルへの戦略』を読ませていただきました。
表現はともかく、
「個人の成長(グロース・リターン)」
「周りにプラスの影響を与えたい、役に立ちたい(貢献意欲)」が
自分のモチベーションになるんだと、
起業家などの著作を読みながら漠然と思っていました。
『知的プロフェッショナルへの戦略』では、
まさにそのための方法論が分かりやすく提示されており、
大変示唆的で、含蓄のある提言でした。
個々には実践しているものもありますが、
自分をもう一度分析し、自分のありたい姿を明確にした上で、
自分なりの手法を実践してみようと思います。
ありがとうございました。
50代 公務員
公務員として26年働き、
自分および周りの職員に何が足りないか、やっとわかった気がします。
それは、「仕事のスタイル」「仕事の基本」ができていないということです。
「仕事の基本」ができるようになりたいので、
そのヒントをいただければと思います。
さて、これらのメッセージをご覧になって、
あなたの心には、どのような思いが浮かんだでしょうか。
それが、いま、あなたが生き方と働き方を見つめ直すための
「羅針盤」となる大切なキーワードです。
それでは、そのキーワードを心にとどめ、次の番組をお聴きください。
風の対話
- 「ロジカル・シンキング」を超えて(深く考える方法/第1回)
- 「論理」を究める方法(深く考える方法/第2回)
- 会議における「心のマネジメント」(深く考える方法/第3回)
- 「聞き届け」という心の姿勢(深く考える方法/第4回)
- 「無意識の世界」を感じる力(深く考える方法/第5回)
- 「無意識」をマネジメントする方法(深く考える方法/第6回)
- 「第三の自分」が現われるとき(深く考える方法/第7回)
- 「体験」を通じて掴む「暗黙知」(深く考える方法/第8回)
- 「無垢な心」で体験すること(深く考える方法/第9回)
- 「知識」が「智恵」に深まるとき(深く考える方法/第10回)
風の講話
風の言葉
さらに考えを深めたい方は、次の書籍をお読みください。