第11の集い リーダーとして成長するために
メンバーからのメッセージ
50代 経営者・役員
役員研修で360度評価が実施され、
その席で部下からの信望が弱いということで、
講師から田坂さんの『仕事の思想』
『経営者が語るべき「言霊」とは何か』を読むことを薦められました。
「部下の人生に責任を負う」という視点にハッとさせられました。
自分は上司からそんな大きな影響を受けずに、
自分で自身の進路を切り開いて来たという自負心がありましたから、
部下にも「ヒントを出すから自分で考えろ」という
ある程度突き放したマネジメントでした。
しかし、それは是正する必要があるものだと痛感しました。
そうすると、今までの上司にも影響を受けていたのだなと、
内省することも素直にできたようです。
50代になって自覚するということは情けない一方、
この年でもまだ学習・成長できる確信とで複雑な思いです。
田坂さんの考え方にはすごく共鳴できるものがあります。
今後もますますの御活躍を期待しております。
40代 会社員
入社以来18年間、多くの上司、同僚、仕事で関わった方から、
「生き方」や「仕事の仕方」について学びました。
それに、書籍を中心としてマネジメント、リーダーシップのエッセンスを加え、
自分の中で自分なりの「生き方」や「仕事の仕方」を体系的に整理してきました。
そんな時、日経ビジネスに紹介された
田坂さんの『仕事の報酬とは何か』に出会いました。
まさに、目から鱗という印象。
田坂さんの著書が自分の考えに極めて近く(大変僭越ながら)、
大きな励ましを得たとともに、
もやもやしていた部分をすっきり言葉にできる自分に気がつきました。
今、会社の中では
中間管理職として部下の育成に最大限の努力をしていますが、
その良き教材として活用させていただいております。
もちろん自分自身への教育も含めて。
今後は、田坂さんのお考えに触れる機会を増やしていくつもりで、
この申し込みをすることとしました。
引き続きのご活躍を心からお祈りいたします。
20代 会社員
『なぜマネジメントが壁に突き当たるのか』を手に取った動機は単純でした。
まさに、マネジメントが壁に突き当たっていたからです。
私は、情報革命に関わる身になり、常に心の引っ掛かりを感じていました。
情報革命の流れは、あまりにも簡単に、
自分の仕事・企業の現実を流し去っていく感覚がありました。
実際にそれだけのパワーを持っているのでしょう。
ともすれば、簡単に流されてしまう。
足元がすくわれないように、しっかりと立たなければならない。
これは時代の産物にすぎない。
情報を扱い、智恵を有し、社会を構成しているのは人間だ。
大切なのは、道具を扱う、人間の可能性だ。
このような考えが、マネジメントを重ねるとともに徐々に確立されてきました。
その中で出てきた、暗黙知、複雑系など。
マネジメント論を展開する洋書とは、かけ離れた論点。
日本人のマネジメント。
更に田坂さんの文化に触れてみたくなりました。
さて、これらのメッセージをご覧になって、
あなたの心には、どのような思いが浮かんだでしょうか。
それが、いま、あなたが生き方と働き方を見つめ直すための
「羅針盤」となる大切なキーワードです。
それでは、そのキーワードを心にとどめ、次の番組をお聴きください。
風の対話
風の講話
- なぜ我々は働くのか(仕事の思想/第1回)
- 仕事の真の報酬は何か(仕事の思想/第2回)
- 心の世界を感じる力(仕事の思想/第3回)
- 成長するための方法(仕事の思想/第4回)
- 精神の成長をめざして(仕事の思想/第5回)
風の言葉
さらに考えを深めたい方は、次の書籍をお読みください。