第12の集い 働き甲斐のある職場をつくるために
メンバーからのメッセージ
40代 会社員
小職は、昨年より製造現場の課長をしております。
お客様に満足いただける品質のつくり込みをめざし、
部下たちと日々業務に取り組んでおります。
今年度は職制のみならず、
すべての課員一人一人が能動的に仕事に取り組み、
誇りを持って製品(貴著にあります「作品」)をお客様にお届けする、
そんな職場に近づけてゆきたいとの課方針をたて、
どう実践してゆくか職制たちとプランを練っていたところです。
そんなとき、貴著『なぜ、働くのか』『仕事の報酬とは何か』を読み、
日頃自分のまとまらない考えが整理できました。
確かに小職が米国に勤務しておりましたときも、
仕事の成果に対する褒め言葉は「Good job!」でした。
「管理者」として自分がどうあるべきかという命題に対し、貴重なヒントとなりました。
職場で「作品」を作るメンバーたちに
「Good job!」といえる、彼らと「共感」できる。
そんな自分であり続けたいと思います。
40代 経営者・役員
『仕事の報酬とは何か』
『経営者が語るべき「言霊」とは何か』を読み、
たいへん感銘を受けました。
日頃の企業経営の中で、
仕事の意味について社員とともに考え、
企業が社員に提供できる価値とは何かを考えていたところでした。
企業が収益をあげていくためには、
事業価値ばかりでなく人間価値も必要ですが、
その人間価値とは自律・自立型社員への成長であると、
当社では位置付けております。
田坂さんのいうように、
成長が実現できる仕組みを会社が提供していきたいと思います。
むろん、社員が自助精神を持って自律的(主体的)な意識と気概を持ち、
自立できる能力を自己責任で身につけていくことが前提ですが。
田坂さんの勉強会のようなものがあれば、
是非出席させて頂きたいと考えております。
団体職員
講演をうかがった若手メンバーの中から、
「自分たちは何をすべきか」という機運が起こってきています。
私たちは、これまで常にあきらめが先に立ち、
何をしても変わらないといった空気に支配されきっていたと思います。
しかし、ご講演をうかがったことで、
「いよいよ変化の時代が来た」との思いが、皆の中で触発されたようです。
政治を変えるために、まず政党から変えていきたいと思います。
新しい展開ができましたら、ご報告をさせていただきたいと思います。
感銘深いお話をうかがわせていただき、
本当にありがとうございました。
田坂さんの理論を現実のものとできるよう、
最後まであきらめずに頑張るつもりです。
田坂さんに薦めていただいた本もさっそく読ませていただきます。
今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。
さて、これらのメッセージをご覧になって、
あなたの心には、どのような思いが浮かんだでしょうか。
それが、いま、あなたが生き方と働き方を見つめ直すための
「羅針盤」となる大切なキーワードです。
それでは、そのキーワードを心にとどめ、次の番組をお聴きください。
風の対話
風の講話
風の言葉
さらに考えを深めたい方は、次の書籍をお読みください。