特別講話

 

第4講 知性を磨く

田坂塾長メッセージ

塾長の田坂です。

そもそも「知性」とは、何か。

この「知性」と、似て非なる言葉があります。

それは、「知能」という言葉。

この「知性」と「知能」は、実は、全く逆の能力。

すなわち、「知能」とは、
「答えの在る問い」に対して、いち早く答えを見い出す能力のこと。

これに対して、「知性」とは、
「答えの無い問い」に対して、その問いを、問い続ける能力のこと。

生涯かけて問うても、答えなど得られぬと分かっていて、
それでも、その問いを問い続ける能力のこと。

そのことを理解するならば、
なぜ、高い「知能」(IQ)を持ち、多くの「知識」を身につけ、
「高学歴」を誇る人物が、必ずしも、「知性」を感じさせないのか、
その理由が分かるでしょう。

では、なぜ、21世紀を生きる、我々、経営者やリーダーは、
「知性」を磨く必要があるのか。

その理由は、かつて、ある思想家が語った
次の言葉に、象徴されています。

哲学者たちは、これまで世界を「解釈」してきたにすぎない。
大切なことは、それを「変革」することである。

この言葉のごとく、真の「知性」とは、

目の前の現実を「変革」する知の力のこと。

すなわち、経営者やリーダーであるならば、
目の前の組織、企業、市場、社会、国家の現実を
「変革」する知の力としての「知性」を
身につけなければならないでしょう。

では、いかにして、その「知性」を磨くのか。

この第4講では、そのことを語ります。

 田坂広志 拝

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