特別講話

 

第8講 すべての出来事を「成長の糧」とする技法く
- 人生を拓く「解釈力」 -

田坂塾長メッセージ

 塾長の田坂です。

 人生においては、様々な苦労や困難、失敗や敗北、
 挫折や喪失といった「逆境」があります。

 そうした「逆境」を越えていくには、どうすればよいのか。
 第8講においては、そのための「こころの技法」を、
 具体的に話します。

 人生において、様々な「逆境」に直面したとき、
 誰の心の中にも、落胆や悲嘆、苦渋や悲哀などの
 様々な否定的な感情が生まれますが、
 そのとき最も大切な「こころの技法」は、
 それらの感情を吹き払うように
 心の中で、力強く、次の言葉を念じることです。

 人生で起こること、すべて良きこと。

 そう深く念じると、ときに、不思議なほど、
 否定的な感情が静まっていきます。

 ただ、もとより、起こった瞬間には、
 とても、「良きこと」と思えない出来事も多々あります。
 そのときは、次の言葉を念じることです。

 人生で起こることには、すべて深い意味がある。

 そう念じると、少しずつ、その「深い意味」が、
 心の中の「声」として、聞こえるようになっていきます。

 例えば、
 「ああ、この苦労は、自分に、このことを教えようとしているのか・・・」
 「ああ、この敗北は、自分に、このことを学べと言っているのか・・・」
 「ああ、この挫折は、自分に、この成長を遂げよと教えてくれているのか・・・」
 といった「声」です。

 しかし、そうした「声」が、なかなか聞こえないときがあります。
 それは、心の中の「エゴの叫び」が、その「声」を掻き消してしまっているときです。

 では、その「エゴ」に邪魔されず、自分の中の「声」を聞くには、
 どうすれば良いのか?

 そのためには、幾つかの「こころの技法」を実践することです。

 この第8講においては、そうした「こころの技法」を様々な形で紹介しながら、
 時間の許すかぎり、次のような疑問に答えていきたいと思います。

 「逆境」を越える「究極の言葉」とは何か?
 誰も大声では語らない「人生の真実」とは何か?
 なぜ、日本人は、「逆境」を尊いものと思うのか?
 人生の分かれ道で、真に「運命」を分けるのは何か?
 なぜ、「成功」や「勝利」のとき、我々は学べないのか?
 何が、出来事の「意味」の解釈を誤らせるのか?
 なぜ、尊大に振る舞う人は、自信が無いのか?
 なぜ、我々は、「エゴ」を捨てるべきではないのか?
 人間の本当の「強さ」とは何か?
 誰の中にもいる「静かで賢明な自分」とは何か?
 自分の中の「静かで賢明な自分」と対話する技法とは何か?
 なぜ、生々しい思いを書くと、深い思索が始まるのか?
 なぜ、「内省日記」が「カウンセリング」を超えるのか?
 なぜ、他人に対して「嫌悪感」を感じてしまうのか?
 「好きになれない人」を、好きになる技法とは何か?
 なぜ、陰で「感謝」をすると、心が強くなっていくのか?
 どうすれば、「偶然の出来事」に「意味」を感じ取ることができるのか?
 なぜ、その人との「縁」を見つめると、人間関係が好転していくのか?
 どうすれば、「静かで賢明な自分」が現れてくるのか?
 なぜ、「病」とは、「良き知らせ」なのか?
 なぜ、「生死の体験」が、人間を大成させるのか?
 なぜ、我々は、「いま」を生きていないのか?
 なぜ、「今日が最後の一日」と思い定めると、才能が開花するのか?
 なぜ、「死生観」を掴むと、「直観」が鋭くなるのか?
 なぜ、「使命感」を持つと、出来事の「解釈」を過たないのか?
 なぜ、「魂の強さ」は、「運気」を引き寄せるのか?
 なぜ、肉親を失ってから、最も深い「対話」が始まるのか?
 自分の人生の最期に、何が起こるのか?

 では、また、一期一会の真剣勝負を。

 田坂広志 拝

開催概要

日時 2015年7月17日(金) 14:00-18:30
会場 東京都内
演題 すべての出来事を「成長の糧」とする技法く
- 人生を拓く「解釈力」 -
内容 第1部 田坂塾長 特別講話
第2部 田坂塾長との対話(質疑応答)
第3部 田坂塾長との個別挨拶会

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