職場には、メンバーの心が織り成す「心の生態系」が存在する。
そして、それは、マネジャーの心を映し出す鏡でもある。
では、その鏡に映し出されるものは、何か。
なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか
マネジメントとは、 部下や社員の人生に、責任を負うこと。 部下や社員の成長に、責任を負うこと。 それは、実は、大きな重荷を背負うことです。 そして、その重荷がゆえに、経営者やマネジャーは 悪戦苦闘する。 では、それにもか…(続きを読む)
『こころのマネジメント』東洋経済新報社 / 1999年2月
職場の文化を、どうすれば変えていけるのか? そうした問いを胸に抱いて、 日々の仕事に取り組んでいるマネジャーやビジネスマンは 少なくないでしょう。 もとより、この問いに安易な答えなどないのですが、 一つ理解しておくべきこ…(続きを読む)
小泉 雅大
以前インターンシップのコーディネーターとして、学生25名を引率し、
2週間泊まりこみで仕事をしてきました。
先輩社員に言われていた事。
学生は、コーディネーターを映し出す鏡である。
この事を言われていました。
2週間という期間を通してまさにその通りだと思いました。
コーディネーターが教えようと思って教えられるものではありません。
コーディネーターも一緒に葛藤し、もがき考え抜く事。
コーディネーターが成長する事によってのみ、
学生は成長をしていきます。
つまり、コーディネーターの成長以上に学生は成長しない。
その事を実感しました。
彼らと心と心でぶつかり合う。
そのぶつかり合いの中で大切な事、
それは、自分の基準、自分の本気。
この気持ちが大切であったと振り返ります。
その基準や本気が学生を通して具現化される。
だからこそ、学生はコーディネーターを映し出す鏡となるのだと思いました。
マネジャーにとってもこのことは同じであると思います。
自分の成長以上に組織は成長しません。
自分の基準、本気が、職場の仲間に伝わるからこそ、
職場のメンバーが自分を映し出す鏡となるのだと思います。