人生において「言葉の力」が大切なことは、誰もが知っている。
しかし、多くの場合、それは、
「いかに自分の思いや考えを、正確に、効果的に、相手に伝えるか」
という意味での「人に伝える力」の問題として語られている。
しかし、言葉には、そうした「人に伝える力」以外に、
実は、「人生を変える力」と呼ぶべきものがある。
実際、言葉は、それを語る人の力量によっては、
「言霊」と呼ぶべき、不思議な力が宿ることがある。
そして、言葉に「言霊」が宿るとき、その言葉には、
聴く人の胸を打ち、腹に響き、心に染みる力が生まれる。
そして、その言葉は、聴く人を深く励まし、その可能性を開花させ、
ときに、一つの人間集団の潜在力を引き出すことがある。
さらに、その言葉は、それを語る人間の人生を、大きく変えていく。
人間関係が良きものへと変わり、リーダーとしての力が身につき、
さらには、運気を引き寄せるようになる。
では、どのようにすれば、我々の語る言葉に、「言霊」が宿るのか。
そのためには、日常、言葉を使うとき、
「五つの行」を心掛け、実践することである。
この「五つの行」を実践するだけで、確実に、そして自然に、
我々の言葉には、「言霊」が宿り始める。
そして、不思議なほど、人生が良き方向に変わり始める。
では、その「五つの行」とは、どのような行か。
それぞれの行の奥には、どのような深い意味があるのか。
この「五つの行」を、日々、どのように実践すれば良いのか。
この第17講においては、そのことを語る。
[ 特別講話 第17講 講話資料より ]
風の対話CD『対話を深める方法』 第6回より (出典はこちら)
『風の便り』特選 第180便
『風の便り』四季 第108便
Q&A 「よくあるご質問」