マネジメントの本質は「矛盾のマネジメント」である。
マネジャーの役割は、矛盾する課題を前に、
決して「割り切る」ことなく、その矛盾を把持し続けることである。
『まず、戦略思考を変えよ』ダイヤモンド社 / 2001年3月
これほど市場や社会の変化が激しい時代において、 マネジャーや経営者は、 いかにその変化にあわせて「戦略」を変えていくかを 考えなければなりません。 しかし、迅速かつ柔軟に「戦略」を変えていく力を身につけるためには、 まず…(続きを読む)
『意思決定 12の心得』日刊工業新聞社 / 1999年1月
「意思決定」とは、単に「論理的に決める」ことではありません。 そのためには、最後は、鋭い「直観」が働かなければなりません。 そして、組織内で、上司や同僚を「説得」できなければなりません。 さらに、その意思決定の結果に対し…(続きを読む)
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小泉 雅大
どのような心境で選ぶか。
とてもよく分かります。
自分の言葉に責任を持つ。ここ数年とても大切だと実感します。
違う立場の利害関係にあるメンバーがいました。しかし、目的はその企画を成功させるということでした。
その時、私は各々の利害関係者に対して利が出る事を宣言し、約束しました。
少しでもずれれば誰かが損をする。
しかし、各々にした約束が達成されれば、企画の目的も達成し、自分自身の成長にも繋がるというような宣言。
このときの自分の心境を思い出しました。
その時自分は、「背負ってしまったな。」
という気持ちが強く、プレッシャーに押しつぶされそうになりました。2週間という期間の企画。
そのプレッシャーを背負いながら、ひと時も心休まることは無かったです。
1週間を越えてきた時に、各々のメンバーが私の本気を認めてくれ、協力的になり、企画は成功を収めました。
腹を据えるということは、「覚悟」という言葉、その人の「本気」という言葉でもいえるのではないかと思います。
その人の本気が伝わるのならば、たとえ失敗に終わっても、メンバーは何も言わないと思います。
その人が本気でないと分かるとメンバーはすぐに見破ります。
その経験を思い出させる内容でした。