我々が「知」を語るとき、求められる覚悟がある。
それは、現実の歴史を生きた人々に対する、深い「共感」である。
では、共感とは何か。
それは、人々の姿に自分の人生を見ることである。
複雑系の知
『複雑系の知』講談社 / 1997年9月
情報革命の進展にともなって、「複雑系」としての性質を強め、 「生命体」のごとき様相を呈しつつある現代の社会に対して、 我々は、どのように処していけば良いのか? その問いに対する答えを、 ポエット、インキュベータ、ストーリ…(続きを読む)
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『こころの生態系』講談社 / 2000年10月
グレゴリー・ベイトソンの著作に 『精神の生態学』という本があります。 この著作に触発されて開催したシンポジウムが、 「こころの生態系をみつめて」です。 この本は、シンポジウムに出席した 河合隼雄、中沢新一、小林康夫の三氏…(続きを読む)